3回
2023/11 訪問
1ヶ月熟成の鰤!
投稿前には読み返しました。
まーーーー、長文です。
誰が読むねん。
でも、それくらいお料理に手が込んでるってことなので、お好きな方はお付き合い頂ければ嬉しいです。
さて、今日は姫路の陶器市に行きました。
姫路に遊びに行ったら晩飯は肉かなぁと思って電車から車窓を眺めていたら思い出しました‼︎ 播磨町の魚の匠!
「濱さき」さんに行かないとダメだ!慌ててスマホの名刺アプリにある濱崎さんのスマホ番号に連絡、濱崎さんの奥さんとウチの奥さんの調整の結果、晩御飯は濱崎さんに決定!
18時、いつもの笑顔に迎えられてカウンターへ。
まずは前菜盛合せ。
河津海老の炭火焼きが目を惹きます。いつもの砂肝コンフィ、尻尾が取れないバイ貝の炊いたん、そして、ぜんまいのナムルと黒豆豆腐!
日本酒泥棒オールスターズです。
特に河津海老はチビのくせに車海老並みの焼き海老感を出してきます!
海老味噌すら香る逸品です。
いやはやスゲーなぁ。
ここからはグレード高い刺身が始まります。
まずは鯛です!
鯛は今日捌いたの白い切り身と熟成3日目の透明な切り身が並びます。コリコリの本日捌きの身(写真左側)は白く濁ってます。コレはコレで旨いなぁ!3日間低温で寝かせた透明な身を噛むと魚の旨みがハッキリと舌に伝わります。むむむ!滑らかです。これは別の魚の旨みですなぁ。冷酒にはフレッシュが、熱燗には熟成が合うかもしれません。
次はマグロ三昧です。
酸味の少ない青森のマグロはネットリとした赤身、摺り下ろし山葵山盛りでも負けない脂の甘みの中トロ、もはや牛ステーキ!塩とカラシが良く合う大トロの炙り!贅沢ですなぁ…参りましたw
刺身のラストは鰤です。
ブリは0℃で1ヶ月熟成した切り身と本日切ったフレッシュな切り身の食べ比べ!
1ヶ月間、私の口に入るまで手塩にかけた切り身です(写真奥)。
そんな料理、漬物以外で食べられませんよね。
熟成の身の柔らかさ、旨みがしっとりと身全体に均一に回ってます!
いやぁ、コレよコレ!流石は濱崎さん!
フレッシュ切り身は脂がプリン!って弾けて旨いですね!日本酒よりも焼酎が良いかもしれません。
【オマケ刺身】他のお客様の発注の御相伴に預かりましてニシンの刺身も頂きました。上品な脂と身の柔らかさ。ラッキーです。
【コース続き】
続いて待望のセコガニ!
カニの出汁の煮凝りジュレを纏ってます(ポン酢ジュレじゃないんです)。脚の身を一口…あー幸せですね。
そして濱崎さんの作った具の、内子と外子のハーモニー!
もう、11月の夏日なのに正月が来ちゃったのかなぁと思いました。
ここまでで4、5杯の極上日本酒を頂いていて、これらの料理を頂いてるのです。もうテンションMAXです。
がんばります。
幸せはまだまだ続きました。
あらー!土瓶蒸しが出てきました!前言撤回!
もう、ダメかもしれません。
土瓶蒸しの具は松茸とぷりぷり海老と旨みの王様の伝助穴子、炊いても旨い鯛、そして帆立!
そう、旨いよ!当たり前じゃん!
あー、贅沢の極みですなぁ。
美味しいもの食べ過ぎてバチが当たって明日あたり事故っちゃうかもなぁ?
美味しかったから、それでも仕方ないなぁ。
焼魚は何かなぁ?って銀鱈?ウツボ?何じゃ?
それは深海ギンポ焼き!醤油と味醂を塗って焼いてます。
そう!炭焼きです!
串打ち3年焼き8年って言いますもんね(鰻でしたっけ?)。香ばしくて脂が美味いんです!こりゃあ凄い。
揚げ物は新生姜と河津海老の天ぷら!
新生姜が爽やかで河津海老の香ばしさと相まって美味いよー!(涙)
肉料理までに少しの間、酒の肴を!
里芋のバターソテーに鱈子を乗せたものが出てきました!コレうま〜いw
はたして酔っ払いの僕らは肉にたどり着けるのか?ってカウンターで初見の常連さんと語らっていると…出てきましたよ。
フレンチの濱崎さんの真骨頂!
鴨肉さんです。バター香るキノコのソースか濃くて美味い!酔っている我々の様子も見ながらの味付けですねー!(確認済み)。副菜の野菜も一つ一つ丁寧に作られてます。燻銀の技なんですよねー。
いやぁ、ご馳走様でしたぁ…って
寿司出てきた!またセコガニだぁ!
あっ!そっか!最初のセコガニの具のボディーで甲羅酒なんだ!
長文にお付き合い頂いた皆様。
読んでいただいてありがとうございました。長文になるくらいの技なので、行ってみて下さい。
もちろん僕もまた行きます!
2023/11/09 更新
2023/07 訪問
巧い肴と美味い酒!
7月某日が僕らの入籍記念日ってことで、ご馳走を食べに行くことにしました。
さて、どちらに行きましょうか…。
と、考えていた時に情報が。
きら里さんがリニューアルして「魚と炭と濱さき」さんになったとのこと。
はい、決まりです。
以下、とっても楽しかったので長文になりますが、お付き合い頂けると嬉しいです。
播磨町の駅前のお店に入るといつもの笑顔の面々が迎えてくれました。
座敷だった所はリニューアルでテーブル席になってて、靴を脱がないでも良い感じ。
座敷は1つだけ残ってます。
さて、オススメコースのスタートです!
前菜は…
食前酒にウォッカベースのスイカのカクテル、さすが元フレンチシェフ砂肝のコンフィ、細いシャキシャキ沖縄もずく、香ばしい炭焼き枝豆、トロトロ自家製豆腐、いつものバイ貝。
どれもビールが進む君ですね〜。
続いてお刺身は…
超甘い岩手県のイシカゲ貝とねっとり巧いインドマグロ。イシカゲ貝はとにかく甘い!もう、今まで食べたトリ貝とか足元にも及ばない味でした。
お魚が始まったので日本酒を注文。
「リンゴの香りの酒を下さい」というリクエストに応えた、濱崎さんオススメ日本酒は盛典!
はい、美味しい。
事前にお刺身多めでコース内容をリクエストしてたので刺身が続きます。
次は青柚子が香る鰹のタタキ!コロコロ生姜の醤油漬けが挟まってて、タマネギのすり下ろし
の上に乗ってます。炙りたての香ばしい香りとトロける鰹がとっても旨かった!この鰹は口溶けがとても良く、今まで食べた鰹の中で1番旨かったかも。
次の刺身は、皮目ぷりぷりの「噂の」伝助穴子の湯引き!甘めのポン酢で味付けられてます。伝助穴子は脂が乗ってて、とっても甘い!
伝助さんは美味しかったなぁって思ってたら…
ぷりぷり伝助穴子の蒸しアナ!がまた出てきたw!
茄子の揚げ浸しに乗ってます!
もう…最高。
酒が進んじゃって大変です。
つづく天ぷらは甘鯛と万願寺!
甘鯛の鱗はパリパリ、身はふっくらで塩と酢橘で頂きます。自家製の天汁も酒のアテになるほどの旨さでした。町田酒造のシュワシュワが合う!
ステーキは脂の乗ったクリミスジをレア気味に焼いてあります。鬼おろしでサッパリ頂きます。
付け合わせの椎茸には玉ねぎ&青ネギとパンチェッタにオリーブオイルをかけてグリルしたもの。コレが巧い!豚の脂の香ばしさが牛肉とは異なる旨さです。
濱崎さんから〆に入りますよ〜?というアナウンスがあったので、別注でニシンの炙りと伝助穴子の炙り&甘海老の塩辛を頂きました。
また、イワシの肴が旨かったなぁ!イワシの内臓を炒めてから身を混ぜて、塩とバターを少し加えて固めたものなんですけど、まーーー、酒ドロボウですわ。
そんでもって、脂の乗ったイワシの串焼きが旨かった!頭からワシワシ食べて…もう悶絶モンです!
このまま呑み続けると酔い潰れちゃうのでコースに戻してもらいました。
固めの鮨飯が巧い海鮮丼とホッとする鱧の出汁!
あー、美味いなぁ…
デザートはココナッツのブランマンジェ、メロンソースかけでした。
いやいや、今回も大満足!
楽しかったなぁ!
また行きまーす!
2023/07/23 更新
妻の誕生祝いで「浜さき」さんに参りました。浜﨑さんはフレンチと和の魚料理の匠なのですが、偉ぶることもなく、人懐っこく優しい人柄で接客して貰えるので、いつも楽しく飲みすぎちゃいますw
さて、長文の始まり始まり
前菜は自家製豆腐にザクザク生姜、滑らかな鯛の子の塩煮、アイナメを揚げたやつ、低温から柔らかく火入れした鷄肝とハツ。
鯛の子の塩煮のアッサリと滑らかなこと!肝もトロトロで旨い〜。
日本酒が わんこ蕎麦状態で無くなっていきますw
お造りはアマカレイ(マコガレイ)!
身と肝、エンガワ、プルプルな皮そして胃袋を甘めの醤油か塩、酢橘でサッパリ頂きました。
当日はトラブルがあったらしく、考えていた魚が手に入らなかったそうですが、代わりに知り合いの漁師さんからアマカレイを入手したそうです。
続いて、炙ったヨコワに桜チップの燻香付けたものが出てきました。コレが、トロリとして、まーーーーー!旨い。和の炭とフレンチ技法のミックスです。ヨコワはカラシで食べると生ハムに、ワサビで食べると刺身になりました。
悶絶して唸っていると、出てきました!炙りタイラギ貝。コレが、まーーー!ブリブリの歯応えで極甘!最後は全ての旨味を吸い込んだ蕪でリフレッシュ!
魚が続いたあとでお野菜登場です。ブラッドオレンジで漬けた神戸市西区西戸田の名物トマトをいただきました。オレンジの甘さの中にもしっかりトマトが存在してます。そこに軽いワインビネガーの風味が加わり、カイワレの緑色素が鮮やかなオリーブオイル、グリーンサラダと合わさって実に爽やかです。
今回の炭焼きは、歯応えサクサクの薩摩知覧鶏のヒップの焼き鳥。ボンジリというと脂でブジュっとするイメージでしたが、この鶏はサクサクで旨いんです!初夏のアスパラも半生でサクサクと甘くほどけました。
この辺で飛び込みのお客さんが沢山きてバタバタしてきました。イカ納豆の海苔巻きでお酒を飲んでゆっくり待ちます。薬味に針生姜、小口切りのネギ、そして茗荷が入ってて美味しいんです。
落ち着いてきたところで、揚げ物はホタテ、桜エビ、新玉葱、新生姜、ミツバの入ったかき揚げです!しっかりと海鮮の香りが口に広がりますが、野菜が甘く爽やかにまとめてくれます。
煮物は名人の獲った特別なアブラメでした。脂の乗ったアブラメが絶妙な火加減でアッサリと炊いてあります。ゴリッと甘い筍の上にのってました。身はフワフワで口溶けがよく、トロけてスグに無くなりました。
いやぁ、大満足だなぁっとアマカレイの骨煎餅をポリポリ齧って酒を呑んでいると、浜崎さんから嬉しい一言が!
「握りますか」
♪───O(≧∇≦)O────♪
〆の寿司4カン
今日は大活躍だったね!アマカレイ
血合いギシの中トロ!本鮪
生で包丁入れると柔らかい!タイラギ貝
お誕生日おめでとう!雲丹の寿司
サプライズのデザート(ガトーショコラ)も嬉しかったです!
また行きまーす!