3回
2017/09 訪問
兵庫県と京都府の県境に有る蕎麦屋。この時期に美味しい蕎麦を戴けますから、新蕎麦の出る時期が無茶苦茶楽しみです。
◇◇◇ 2017.9.10(日) ◇◇◇
夏期休暇を取得し、一人飯で訪れたのが8月17日。
此方の蕎麦を戴いた後、愚妻に「篠山の京都寄りに美味しい蕎麦屋があった。」と言いますと、「私も連れて行け」となりました。
私と愚妻の都合が付いたのが本日であった為、此方で蕎麦を戴いた後、ドライブがてらに雛の京都を探索する事も同時に計画しました。
自宅から下道で約50分。
開店時間が11:30ですから、10:30に自宅を出発致します。
5分前に到着しますと、お店の前に車が3台駐車されて店頭に並ばれています。
土日祝は多いのでしょう。
4組目の到着でしたが、駐車中に開店となりましたのでご主人が気を遣われた事が解ります。
本日のオーダーはざるそば並@2のみ。
こちら1軒で済ませるつもりなら、「ざる1枚追加¥700」を戴いた方がエンゲル係数的には宜しいのです。
ですが、今日は直ぐ近くの京都に行ってもう1枚戴く予定なのです。
此方の蕎麦が美味しい事は解っているのですが、新しいお店にも行ってみたいですからね。
待っている間に、更に2組様がご来店されました。
到着したざるそばは相変わらずのビジュアル。
麺が超極細です。
前回の撮影時に思った蕎麦の細さを解っていただくため、マイレビさんの顰みに倣って爪楊枝と比較してみました。
爪楊枝並の細さなのです。
これくらい細い蕎麦にして湯がき上げるというのは、相当な技術を要するのでしょうね。
細いですが、歯応えのある美味しい蕎麦です。
この時期の蕎麦は風味が無く美味しくないという話を伺いますが、キチンと風味もあって美味しい蕎麦でした。
この時期にと言っては失礼ですが、この時期にこの様な美味しい蕎麦を戴けるのですから、新蕎麦が出た時はどんなに美味しい物が戴けるのでしょう。
今から楽しみに成ってきました。
2017/11/22 更新
2017/08 訪問
兵庫県と京都府の県境近くにあった蕎麦屋。超極細蕎麦の風味と食感が秀逸です。
◇◇◇ 2017.8.17(木) ◇◇◇
夏期休暇を消化する為だけに休暇予定を入れた第2日目。
本日は愚妻がパートである為、おっさん一人のランチです。
第2の故郷と思っている篠山市。
お店は幾分か京都よりですが、その蕎麦屋に行ってみる事にしました。
此方の場所は、従前に居住していた篠山市内から車で30分は要する場所で、神戸市民の方々からすると雛中の雛。
三田市の自宅から、下道を使用して約50分。
私が幼少の頃過ごした、高知県四万十市(旧市名は中村市)の片田舎と良い勝負です。
そこまで出張って「未開店でした」というオチは嫌なので、AM9:00過ぎに営業状況を確認してからの訪問です。
カーナビをセットして、夏の風景を愛でながらのドライブは良いものです。
偶には一人旅をしてみるのも良いかもしれません。
お店に近づいてくると、綾部街道から分岐した細い道路に入れという案内。
車1台がやっと通行出来る様な細い道。
カーナビがなければお邪魔する事が困難な場所です。
11:15、店舗前に到着しますが準備中です。
近傍を散策し、5分前に戻ってきましたら「どうぞお入り下さい」とご主人様がお迎え下さりました。
ポールホジション入店ですから、店内等思う存分撮らせて頂きました。
その後、ご夫婦2名が入店されましたので、入店するタイミングが良かった事に感謝です。
入店と同時に戴けた蕎麦茶が良く冷えていて美味しい。
蕎麦の香りが鼻孔に届いて、良い感じです。
10分程で到着した蕎麦は超極細の十割蕎麦。
今まで戴いた蕎麦の中で、一番細いと思います。
後から思った事ですが、麺の太さを判断する為に爪楊枝と比較した方が良いですね。
実際、その様にされているマイレビさんも居られますから、今後は顰みに倣ってみる事としましょう。
多めに出して下さった蕎麦つゆを半分投入、薬味を全て入れて蕎麦を戴きます。
細い蕎麦ですから、汁が良く絡みます。
うん、蕎麦は硬めの仕上がりですが噛み応えがあります。
蕎麦つゆの美味しい風味と相まって、美味い!
十割蕎麦の美味しさを感じようとするならば、この様に細い蕎麦が良いでしょう。
大盛りにした蕎麦ですが、あっという間に食してしまいました。
この蕎麦、美味いです!
大盛りが¥280増しですが、ざる1枚追加が¥700。
¥950+¥700=¥1,650
三木市に特盛り蕎麦を出すお店があり、ざる蕎麦2枚を提供するのに¥1,404。
単純に量の比較をすると、CPの軍配はほんの少しだけあちらに上がります。
食し終わる頃を見計らい、蕎麦湯が配膳。
白濁した濃い蕎麦湯は、1人分以上有りました。
テーブル上にあった札を読みますと、「よろしければお箸はお持ち帰り下さい。」とあります。
会計時に箸の材質を伺うと、「竹を燻しています。」とのことでした。
珍しいですね。
遠慮無く持ち帰りさせて頂きます。
蕎麦屋で撮った写真と、美味しかった感想を愚妻にLineしました。
即決であった返事が、「次回は必ず連れて行け」でした(笑)
会計がお前持ちなら何時でも行ってやる。
それに対する返信は有りませんでしたが、近々一緒に行きますかね〜。
2017/09/06 更新
◇◇◇ 2017.12.18(月) ◇◇◇
夏の暑い時期に初訪問し、超極細でコシが強い美味しい蕎麦を戴きました。
十割り蕎麦をここまで細く打つ事が出来る技術にも感動し、新蕎麦が出回る頃に再訪しようと考えておりました。
3ヶ月待った海路の日和は良い事でしょう。
入店し、調理場横に掲げられている蕎麦の産地を確認すると、「北海道せたな町産」とあります。
季節によって蕎麦を代えられている模様で、前回・前々回とも異なる産地です。
この時期の北海道産ですから、新蕎麦である事は間違いないでしょう。
今日は少し大目に食してみようと思います。
最初からざるを1枚追加する事を告げてざるそばをオーダー。
愚妻は「寒いから」と言って、かけそばを頼みました。
十割の新蕎麦ですから、ざるの方が香りが立って良いのですけどね。
テーブル上に、「大和いものてんぷら」という短冊が掲げられています。
篠山の山の芋かとも思いましたが、それなら山の芋と書かれるでしょう。
お願いして出てきた物は芋の揚げ物でした。
長芋っぽいですが、身が詰まりホクホクした美味しい物でした。
先着したのが私のざる蕎麦。
いつ拝見しても超極細で仕上げられた蕎麦で、爪楊枝より細いのです。
この超極細蕎麦を繋ぎ無しで作られる技術が素晴らしすぎる。
普段蕎麦を戴く時に、出汁にドップリと浸して戴くのが私流なのですが、ここのお店では半分しか浸しません。
半分浸しただけで、喉越し良く戴ける蕎麦なのです。
1枚目をアッと言う間に戴いて、芋の天麩羅をつまみます。
その合間に2枚目のざるが到着。
此方も良い塩梅です。
少々値の張る蕎麦ですが、超極細蕎麦を打たれる技術料込みと考えると決して高くは有りません。
欲を言うとすれば、、、もう少し自宅から近い場所に有れば良いのですが、それは無理な話です。
京都の西端に近い場所ですから、季節の変わり目毎に四季を愛でながらお邪魔する。
その序でに蕎麦を戴くのも、偶には良いものだと考えています。