のら犬ぽちさんが投稿したSALONE TOKYO(東京/日比谷)の口コミ詳細

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SALONE TOKYO日比谷、有楽町、銀座/イタリアン、パスタ、イノベーティブ

1

  • 昼の点数:4.5

    • ¥15,000~¥19,999 / 1人
      • 料理・味 4.5
      • |サービス 4.5
      • |雰囲気 4.5
      • |CP 4.5
      • |酒・ドリンク 4.5
1回目

2019/04 訪問

  • 昼の点数:4.5

    • [ 料理・味4.5
    • | サービス4.5
    • | 雰囲気4.5
    • | CP4.5
    • | 酒・ドリンク4.5
    ¥15,000~¥19,999
    / 1人

久々に語りたくなってしまいました、、、

日比谷のミッドタウンに、サローネさんの旗艦店ができたと聞き、
遅まきながら、日曜ランチバスターズ、出動しました。
レストランフロア3階の奥、入ると、窓沿いに細長く、席が並びます。
ざっと40席くらい、思ったより大箱。
ビルのイタリアン、穴倉みたいな所多いけど、窓が広く開放的。
これは、夜より、ランチがうれしいな。
ランチは、¥7500-と¥6000-の2コース、私たちは¥7500-のコースで。
隣と見比べていましたが、どうも、¥7500-と¥6000-のコース、全く同じものが出ています。
魚が出るか出ないか、6皿か、5皿かの違いのようです。
ワインは詳しくないので、例によっておまかせペアリングでお願いしました。
まずは、サローネさんお得意のタコ、このプリプリ感は独特。
二皿目の、赤海老の生ハムも、その濃厚さに圧倒。
三皿目の鱒も、スパイスの効き方が絶妙。
四皿目のパスタは、鮪のカラスミと、テールの濃厚さに悶絶。
五皿目のメインの肉も、その表情の多彩さに感動でした。
最後は、お約束の作りたて滑らかティラミス。
また、ワインのペアリングも、すごい!
普通、ペアリングと言っても、泡、白、赤と3種類出して、みたいな事多いですが、
ここ、見事に一皿づつ合わせて、泡1、白2、赤2と出して来た。
それが、また、それぞれ、個性的なワインで、見事なマッチングでした。
南イタリアのワイン、個性が強いワインが多くて、本当に面白いです。
料理とワインで、これだけ愉しめたのは、正直、記憶にありません。
私、日本人の舌の独特さって、口の中で、混ぜて料理を完成させる事だと思っています。
まず、塩辛を食べて、その後に、ご飯を投入する。
蕎麦、蕎麦の尻尾に、ツユをちょこっとつけて、まず、蕎麦の香りと甘みを感じて、
その後、塩辛いツユのついた尻尾をすすって完成する。
これが、日本食の独特な感性だと思っています。
ここの食事は、そういう意味では、極めて日本的。
もちろん、素材も、技法も、バリバリ、イタリアンなんだけど、
色々な味を、口の中で混ぜさせるという手法は、極めて日本的なんです。
これは、イタリアで食べるイタリアンとは、別物だ。
すごいな。
新しい世界を切り開いたシェフに拍手です。
シェフが、テーブルに、ご挨拶に来てくださいました。
お話をお聞かせいただくに、どうも、2ヶ月は、同じメニューで、変わりないらしい。
シェフが、朝、市場に行って、「今日は、良い海老があるから海老にしようか?」
という状況では無いようです。
この季節なら、どうしよう?
3人のシェフが相談して、それぞれの得意技、経験を出し合って、メニューを決めてる。
との事でした。
そうかあ、一人の才能で、これ、やってるんじゃないんだ。
メニュー、レシピを、ビシッと決めれば、ほぼ、同じ安定した味が出る。
これが、サローネさんなんだろうな。
他の、某イタリアンのシェフ曰く、
「同じレシピで作れば、同じ味が出るんなら苦労はないんだよ。」
本当に、その通り。
料理って、そういうものだと思ってます。
腕の立つシェフが、朝、市場で食材を選んで、それから、その日のメニューを組み立てる。
それが、本当に研ぎ澄まされた最高峰なんだと思います。
ここは、それとは違う。
だから、ここに最高の点を与えない人がいても、わかります。
でも、私みたいな舌なしには、最高の食事だと思います。
サローネさんって、最後に、
「トマトパスタ、召し上がりますか?お好きな量を作りますよ。」
ってイメージ強かったけど、ここは、それは無い。
お腹はいっぱいだったけど、本当にシンプルなものに腕が出ます。
ここで、シンプルなトマトパスタ、食べてみたいなあ。
それの点数をつけたら、どれくらいの点なんだろうなあ。
腕じゃなくて、レシピで勝負してる感があるので、興味深いです。
久々に、熱く語りたくなってしまうレストランでした。
ごちそうさま。
最高の時間でした。

2019/04/19 更新

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