カルグクスさんが投稿した小川菊(埼玉/本川越)の口コミ詳細

カルグクス

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カルグクス (50代前半・男性・埼玉県) 認証済

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小川菊本川越、川越市/うなぎ、丼

7

  • 夜の点数:4.5

      • 料理・味 -
      • |サービス -
      • |雰囲気 -
      • |CP -
      • |酒・ドリンク -
  • 昼の点数:3.5

      • 料理・味 -
      • |サービス -
      • |雰囲気 -
      • |CP -
      • |酒・ドリンク -
7回目

2023/06 訪問

  • 夜の点数:4.5

    • [ 料理・味-
    • | サービス-
    • | 雰囲気-
    • | CP-
    • | 酒・ドリンク-

たまには1人もいいもんだ。

6月11日、日曜日の川越は土砂降りに近い荒れ模様
こんな時はたぶん あの店も 空いているだろうからと旅先からの帰り川越へ

ウナギが食べたい欲求よりもうまい燗酒を飲みたくて小川菊へ寄ろうと思った正直
銘酒は大いに満足なんだけど、最近は冷酒ばかりだったし

日本一おいしい神亀の燗を出すのは小川菊だと常に思っている。

いつもの足取り、蓮馨寺でバスを降りて大正浪漫夢通りのある角を曲がる
なんとも閑散とした光景 まず歩いている人いない。

先に通過するシマノコーヒー大正館にいつもの行列できてないからもしや
小川菊も営業してるんだかしてないんだかの店先に人だかりは無く

整理発券機の表示の待ち組み数ゼロ
そんな小川菊なんて見たことない! 奇跡と叫ぼう。

折り畳み傘をたたんでいるといつものマネージャー出てこられて
1階は満席らしく心なしか諦めていた2階に促してくた。

2階はガランと空いてるは空いてるは
こんな余裕で落ち着く小川菊なんて体験できるなんて貴重

本来はこんな静かな鰻屋が理想なんだろうけど観光地かわごえはソレを許さないのかも

コエドの小 おっと今日はめずらしく選んだミニグラス すぐカラにし
白無垢の徳利を傾けちびちび酌を いつものカブトをつまみ

うな重は目の前に登場するまで30分は経っていた事実に安心
工程に時をかけるのは本物の鰻屋の証明なんだし

ただ待っている間 ついつい徳利も追加してしまうってもん。

空いている2階は見通しが良く、当主とマネージャの仕事ぶりのお互い
ありがとうございます なんて上下関係も優しい会話も耳にできた。

いつも家族3人で訪れた際は、酒で白焼き 米ナシなのだか
今日1人はめずらしく鰻重を食べてみたらやっぱりタレ焼きも抜群に美味い

いやいや家族と来ると一口程度おすそ分けだから味も
フルに1人前のお重を平らげることなんてめったにないもんだから。

固すぎず柔わ柔わすぎない蒸し加減ちょうどよい
なんたってタレ抜群、甘すぎないのが良く米もうまく

褒めるべき要素が多すぎる小川菊は、名店中の名店としか言いようもない。
だから長年に渡り贔屓にしているの理由になっている。

また週末が来て観光客ごった返す小川菊がやって来る それは本来の光景
今日いっ時この1人落ち着いたディナー はたや幻とでも表現しよう。

  • 奇跡の待ちゼロ

  • コエド瑠璃 小グラス

  • いつものカブト

  • 神亀をお燗で飲ますのは小川菊が日本一だと思ってる。

  • うな重を待つ間 ついついもう1本

  • この照り なんとも言えん

  • 小川菊を裏から見る 貴重な建物だ。

  • なんだかさびしい大正浪漫夢通りだった。

2023/06/24 更新

6回目

2022/10 訪問

  • 夜の点数:4.5

    • [ 料理・味-
    • | サービス-
    • | 雰囲気-
    • | CP-
    • | 酒・ドリンク-

まるでVIP待遇 はじめてのお座敷!

1階 2階 3階 小川菊ではお客さんの要望でお席は選べません。
その日の受け取った整理番号での入店順番で座る客席の運命は決まります。

店先に担当の男性スタッフさんがいてコンパクト通信機器で店内のスタッフさんと
これから入店するお客さんの人数と空いている席への案内のやり取りをしています。

この日、私たち家族は夜の部 8番目の順番
8ばん目と申しましても先客さん人数的には10人以上はいました。

早い順番ですともう店先にはいますので、スタッフさんのやり取りは耳に入ってきます。
なのでこれから待っているお客さんが1階なのか2階に通されるのか?わかります。

さてさて 私たち家族3人の番だと追うところで滞ってしまいました。

まさか2巡目なの〜

2巡目なら今、食事しているお客さんが出てくるのはかなり先の時間
担当スタッフさんもお店に入っていってしまいました。

待つこと3分 スタッフさん出てこられ

「○○番の方かた〜」呼ばれました。

「いま2階のお座敷は空いているのですけど そちらでよろしかったら?」

ヨロシクもなにも! いいんですか!聞き返してしまいました。

2階のお座敷の存在は前から知っていました。
トイレに行く時フスマが開いていてお部屋も拝見したことがあります。

まさかあの座敷を独占できるとは!

しかも小川菊の建物は、川越市の都市景観重要建築物等に指定
大正時代に建てられた由緒あるたてもの

その座敷なんてまさに国宝級でしょー!
フツーの庶民なのに、なんだかVIP扱いされているような贅沢なひと時でした。

ちなみに個室の座敷だからって席料なんていっさい含まれません。
そんなの川越健全うなぎ店の小川菊のやることじゃありゃしない

座敷に腰を据えられかどうか こればっかりは運しだいで。
もちろん レシートにだって席料の文字なんて書いていません。

ちなみに気になる人ならフスマの向こう
トイレに行く人が廊下を歩くたび床が軋む音がすること。

私らはトイレに近いってのは年齢的にも有り難いかな
1階にももちろんおトイレあるんですよ。

担当してくれたスタッフさんがとても優しい人で料理をはこんできてくれた時に
どちらからお越しですか? なんて話しかけてくれたり。

小川菊のスタッフさんは優秀ですけど男性さんが給仕してくれたのは、
過去には今の7代目当主さんだけだから めずらしいのもありましたね。

小川菊の愛と素晴らしさを語ったら
「お顔は覚えておきます! 」言ってくれてうれしかったです。

今度、私ら家族と顔見知りになり縁も深くなっらた
永遠に座敷に通してほしいなぁ〜 なんてね 冗談もしばし思いついたりも。

狭山市に在住とおっしゃっておられたあの時の男性スタッフの方へ
家族みんなとても楽しい食事ができました 本当にありがとうございました!

  • はじめての個室座敷!

  • コエドの生はいつでもうまいです。

  • 神亀のお燗は欠かさず。お酒を頼むと無料で骨せんを付けてくれるのもさすが小川菊

  • 季節的にオススメな

  • うなぎ エビ 肉の豪華版でした。

  • マツタケを探し出す家族

  • かぶと焼きとうざく

  • 出汁にじみ出てる!う巻

  • うなぎギッシリ!タマゴとうなぎのタレのバランスすごく合っているのです。

  • いつ来ても同じ美しさの白焼き

  • 煮山椒がいい仕事しています。

  • 神亀のお酒です。

  • 上うな重

  • 2階に通された時に一時的に待機するスペース

  • 2階座敷から大正浪漫通りを眺めます。

2022/11/03 更新

5回目

2022/06 訪問

  • 夜の点数:4.5

    • [ 料理・味-
    • | サービス-
    • | 雰囲気-
    • | CP-
    • | 酒・ドリンク-

白焼きの煮山椒

父親の命日がきましたので、お墓参りの後の小川菊は恒例でございます。

とにもかくもに整理券をゲットしなきゃいけなくそこだけはいつも戦い
決まって私の任務でもありますので先に1人、川越へと向かいます。

無事に手中へ収められるか不安ながらも恒例の整理券イベントを楽しんでもあり
レビュー写真の順番は、ウナギを抑え整理券入手の流れなのはご了承ください。

16時半開店の夜の部の整理券発券から入店の順番待ち。

アトレで買い物してきて「いまバスに乗る〜」なんてのんきな家族待ち
こんなことしていてラストオーダー前にウナギ品切れになるんじゃないかとか

食べられるまで日本一油断ならないウナギ屋と言っても過言ではないでしょう。

発券から1時間15分で入店
今回は期待していた2階席ではなく1階に通されます。

去年食べたフルーツトマトの土佐ジュレなんて1品ものは無く
定番お決まりのメニューでおのおの楽しんでまいりました。

その薄いグラスでうまさ倍増 COEDOビールで乾杯
ソレ残りチェーサー代わりとして神亀のお燗をちょびしょびと嗜んでいきます。

今回のかぶと焼きは、とても良く仕上がっていました。

焼きたて熱々、炭の香りが一段と纏わり付いて香ばしく。
ほのほかに残させる頭骨ゴリゴリ歯応え
蒲焼きを連想させるタレの香ばしさたるや。

白むくの徳利に杯 摘む鰻骨せんべい なんて画になるのでしょうか。

銘酒単体ではウマい酒というには過去、何度も経験してきました。
でもこの店でなきゃこの銘酒のウマさは感じない

そんな店はただ1つ小川菊しかありません。
だから小川菊では神亀の純米酒は、お燗で出してもらっています。

小川菊でその美味しさに開眼した白焼き
煮山椒が散りばめられていることを店員さんに初めて説明されたんじゃないのかな。

相変わらず接客対応の優等性が光る小川菊
お1人まだ慣れていなかった最初オーダー聞きの店員さんにYELLを送ります。

  • もうここから戦いのはじまり

  • 整理券無事ゲット!です。

  • COEDO瑠璃でカンパイ

  • 神亀をお燗で

  • かぶと焼き

  • 白焼き

  • 散ってるのは煮山椒

  • 上うな重

2022/06/22 更新

4回目

2021/06 訪問

  • 夜の点数:4.5

    • [ 料理・味-
    • | サービス-
    • | 雰囲気-
    • | CP-
    • | 酒・ドリンク-

ひさしぶりの2階と酒類のある喜び

「埼玉県まん延防止処置等の要望により酒類の販売を自粛します」
小川菊へ行く数週間前から幾度となく小川菊のサイトを確認し悲観したことだろう。

酒や酒を提供する料理店と居酒屋だけがコロナ渦に対し世間の敵となっている事に
違和感も感じつつ過ごしてきて、ようやく緊急事態宣言が解けまん延ナンちゃらまでにこぎつけ
時短営業ながらも来店する数人制限などコロナ対策を徹底する店には酒類の提供を緩和しつつある6月下旬

しかしさすが老舗、就業員やお客を守るため小川菊は独自の判断によりまん延ナンちゃらになっても
酒類の提供を自粛する判断をしているとわかっていて納得せざるを得ない心境だった。

「飲めないウナギ屋はウナギ屋じゃない 飲めない小川菊は小川菊じゃない」

半ばヤケになりつつ↑ 父の墓参りをすませた後の家族団欒認定の小川菊来店まで着々と日にちは迫っていた。

前回行けなかった母親は小川菊を楽しみにしていたが、
飲んべえの私と妹は、小川菊で飲めない現実を受け止めその前に個人活動で市内で昼飲み
小川菊前で夜の部の時間までに待ち合わせ予定を立てていた。

そうあの整理券 確実に手中せねばならない。

整理券ゲットは小川菊のハードルであり祭りごと
朝起きてこの事だけが頭を過ぎり休日なのに体と心が休まれているかそうでないのかわからない。

夜の部、16時30分開店の場合

整理券発行マシンが店頭に出されるのが開店の30分前だと前回学んでいた。
なのでその時間に向かい見事、前回と同様の番代、先客10人程度の1回転目入店可までこぎつけた。

注意事項の中で、2階客席案内オンリーがわかり母親と歓喜。何年振りだろう2階の畳部屋
コロナ対策として客席を減らしていた間取りな印象

メインテーブルまでしばし待ってほしいと2階踊り場にある待合イスで一旦待機
その時、妹と確認したのが2階支度部屋冷蔵庫に入っていた瓶ビール

もしや!酒あるジャン!!

大々的には宣伝していなかったが、緊急事態宣言開けには酒類の提供を開始していたであろう小川菊。
今ここで私が暴露してしまったが、きっと何かの事情か老舗ならではの葛藤があったと察するところ。

数年前のお見事なまでの外観変えず実施した耐震工事や
先代の頃まで物置きだった2階客席を綺麗にリノベーションした今現の当主には、
この酒類提供も踏まえつつ改めて感謝の念しかない。泣けてきた。

そんな今現の代、自ら接客仲居さん業務をされている事にも感心

皆さんお気づきだろうか。たまに店頭で順番客の対応に立たれている
正装したスキンヘッドの方が今の小川菊の当主。

そんな当主、私と妹にはお馴染みコエド瑠璃の生
母親には神亀のお燗徳利を杯と共にに差し出した。

これは私が忙しい中、いちいち運んでくるのは忍びないと店員さんに
ビールと一緒に、すでにお燗酒を注文したためである。

「お燗酒を飲む粋なお母さんだな」
なんて当主に思われたかは定かではなくとも家族内で笑いの種にはなった。

小川菊初の試みだろう。季節の逸品がお品書きにあった。

「北海道産炙り帆立とフルーツトマトの土佐ジュレのせ」

刺身でも乙な身厚ホタテ貝柱を食感ヨロシク炙ることにより熟したフルーツトマトと調和
土佐酢をジュレにする事で口溶を良くし見た目も涼しく。夏らしいうつわのセンス抜群

帆立・トマト・ジュレ 三拍子サンドは4切れあり
私たち3人家族で最後1切れの奮闘戦喧嘩になりそうだがこれで千円は安い。

ウナギたちはいつもの通り。

小川菊で白焼きに目覚めた私はもう小川菊でお重、ゴハンは口にしないだろう。

箸でなかなか切り分けられないのは、身よりも皮の弾力。厳選した国産鰻の証拠
お重上のウナギ同様、串打ちの穴でさえ、もはや芸術になっているウナギはそう無い。

なかなか外出できない母親曰く せめて月に1回は来たい 私も同感である。

小川菊に寄せてもらうたび総合的な良さと巷によくある埼玉銘酒・神亀なのに
小川菊で飲む神亀のお燗が何故に一番ウマいのか悩む羽目になるのも毎回楽しみである。

  • まもなく夜の部開店

  • 無事整理券をゲット

  • コエド瑠璃生と神亀のお燗

  • つまみに付く骨せん

  • かぶと焼き

  • 小川菊渾身の新作・北海道炙り帆立とフルーツトマトの土佐ジュレ

  • 白焼き

  • ひさしぶりの2階席

  • 箸袋が代わっていた。

  • 上うな重

  • ひさしぶりに体験した急な階段

2021/06/29 更新

3回目

2020/08 訪問

  • 夜の点数:4.5

    • [ 料理・味-
    • | サービス-
    • | 雰囲気-
    • | CP-
    • | 酒・ドリンク-

奇跡の20分待ち 昼より夜の部がいい

家のやるべきことをやってのお盆のシメは、
家族で、小川菊のウナギを食べに行く予定を立てていました。

でもウチのネコちゃんが具合悪いので、母だけ自宅で待機
妹と、川越駅前アトレで待ち合わせ、バスで最寄りまで向かいます。

お昼は、観光客でごった返し、賑やか過ぎる。
だから夜の部、開店直後に行くことにしました。

夜の部 開店 午後4時30分

今現在、コロナ渦の影響のため営業時間を短縮
席数も減らしているため、なるべく早く到着するよう努力

到着は、4時47分

さっそく自動整理券発行機のタッチパネルに触れ、
レシート状の整理券を見ますと、72番 

お呼び出し状況画面を見ますと、なんと先客は、たったの2組!

どうりで、お店の前に待つ人の集まりができていないと思っていました。
お盆だし、開店してからさほど経っていない早い時間、条件がたまたまよかったのかも。

ちなみになんで1番2番ではなく、72番かと言えば、お昼からのトータル番号か
早い番号も遅い番号も、番号自体は関係ないと思います。

用は、今現在、呼出ししている番号が自分の番号に近いかどうか。
ちょっとややっこしいけど、このシステム導入はかなり画期的

下手したら週末や休日だと、2〜3時間待ちますから。

結果、近所を散策したりして時間を潰さず、
お店の前に20分だけ待っているだけで入店できたのは奇跡です。

通されたのは、1階のまだ座ったことがない端っこの2人テーブル
壁側のベンチシートのお尻の部分は、畳になっているあの席

最近は、私、ご飯 お重を食べません。
お酒と白焼き、一品料理がほとんど。

そうしたら、妹の頼んだうな重に、
私におすそ分けできるよう小鉢とさじを付けてくれる配慮

とても関心しました。

白焼きを語りますと、皮の焼き加減に対しての、
ベチャッとしていない身の絶妙なジューシー感がたまらなく良い。

良いウナギ屋は、通うたび毎回なんらかの発見がある。それが小川菊

味や腕だけではない、歴史と経験、代を継ぐ者の情熱が
お店と料理に反映している店ほど面白く、楽しみでもある。

ウナギ お酒 一品料理 そしていつも感心する丁寧な接客
やっぱり川越市内の中で頂点に立つウナギ屋だと思っています。

小川菊が大切にしてくれているように、
埼玉県人、元川越市民の私、小川菊を愛し続けていくと誓いましょう。

  • 到着後、わずか先客2組のみ!

  • コエド瑠璃 生

  • うざく

  • かぶと焼き

  • 白焼き

  • ゴハンを食べない者への取り分け小鉢が有難い

  • うな重上

  • 神亀をお燗で

  • この日は開店からわずか1時間半で完売

2020/09/13 更新

2回目

2019/04 訪問

  • 昼の点数:3.5

    • [ 料理・味-
    • | サービス-
    • | 雰囲気-
    • | CP-
    • | 酒・ドリンク-

画面タッチ受付の新システム

GW中の家族のイベントは、久しぶりに小川菊でうなぎを食べること。

近場の川越ではありますが、プチ贅沢 プチ日帰り旅と申しましょうか。
小川菊の耐震工事リニューアル後に、まだ1度も行けていなかった妹の願いでもありました。

開店前から苗字と人数を記入し、呼ばれるまで長時間待っていなければ、
いつ食べられるのか見当もつかない超人気店

その開店10時45分前を狙ってはいました。
しかし先のお墓参りに時間をかけたので到着は11時30分 出遅ました。

経緯はこうでございます。

川越駅から東武バスで約10分、蓮馨寺で下車

1分前でも早く小川菊に到着して必要事項を記帳したいため
そこから私だけダッシュ! 大正浪漫通りまで 急げ!

案の定、小川菊の前には人の大渦が発生しています。
その人混みをかき分け、いざ 記帳台はどこだ〜 

するとなにやらハイテク機材が店頭に。

先客さんの操作を見ていると、なんかレジスターっぽく
ウィ〜ンウイ〜ンと唸りながらレシートのようなものが出てきてます。

なんと私たちが1年の間、来ないうちに小川菊にもハイテクの波
タッチパネル方式の受付システムが導入されていたのです。

操作方法にのっとり大人何人子供何人と人数をタッチ
自分の順番の番号が表示されたレシート用紙が出てきます。

その用紙にはQRコードがあり、アクセスするとリアルタイムで
今現在の順番番号やお呼び出しメールなど。

店の前で順番を待っていなくても、その時にタイミングよく来られる仕組み

もし自分の番号が呼ばれたにも関わらず小川菊の前にいなければ通り越してお次の人の番に。
2つのタッチパネル画面には、通り越している番号も表示されています。

その時はお待ち客担当の店の人(店主さん)に告げれば入店できます。
ただし20分経っても通り越し番号の人がいなければキャンセル扱い。

これはひじょ〜に良いシステム! 
苗字を書くのは個人情報の件でもひっかかりますしね。

私たち家族3人 午前11時40分受付開始 82番

その前、開店開始から80人以上
食べ終えた人やお待ちになる人がおられたってことですね。

82番が呼ばれて入店できたのは 午後2時10分 

トータル2時間30分の待ち時間でした・・・
その間はコロッケを買って食べたり 散歩や散策で過ごしていました。

GW中は営業時間も変更 午後5時閉店
しかしこの混雑ぶり、うなぎにも数に限りがある。

なので、この日の受付は午後2時で終了してしまいました。

この午後2時直前に受付したギリギリセーフなお客さんは
この時間かから3時間待ちを宣告させられていました。

お昼ゴハンを通り越して夕食ですね・・・

この日は朝からカサを必要とした悪天候、観光客の人の出足が遅い要因もあり
待つ時間の長さは微妙にマシだったと思います。

数時間待ってまで小川菊のうなぎが食べたいって人ってなんでしょ?

新装開店前の昔から馴染みがあって食べに来ていたし
川越でも有名 店造りや器などセンスある おいしい 

これは私の意見でございます。

この混雑な状況を川越を愛する地元の人や観光客の方々、皆さんに知ってほしい。
遠くから来て食べられなかったでは悲しいですから。

小川菊の両側にも商店が連なり、人混みを発生させて迷惑もかけたくない。
川越の街をいつでもキレイにルール良く守って観光していただきたい。

なので小川菊のご利用は計画的にお願いします。

川越へ向かう時、常識と覚悟を持ってこの混雑に挑んでほしい。
それが幼きころ川越市民だった私の願いでございます。

前回は2階、今回はじめて1階の客席に通されました。
昔の大衆食堂のような雰囲気がまるでウソのよう

モダンで綺麗な内装で、益々お酒もうなぎも美味しくいただきました。

こんな言葉を並べておいてなんなんですが 小川菊のうなぎ
一度食べてみる価値は十分ありますのでぜひ。

  • 小江戸ビール瑠璃

  • かぶと焼 ¥600

  • 白焼 ¥3600円

  • 白焼き皮面

  • 神亀 お燗

  • う巻 ¥2800

  • うな重(上)¥4000

  • 自動受付機

  • 午前11時40分時点でこの番号

  • 表示された目安時間はあくまでも目安

  • 開店から3時間15分で完売

  • 外でお待ち客用お品書き

2019/05/01 更新

1回目

2018/04 訪問

  • 昼の点数:3.5

    • [ 料理・味-
    • | サービス-
    • | 雰囲気-
    • | CP-
    • | 酒・ドリンク-

いつのまにか

今から40年ちょい前、幼稚園の年少まで川越に住んでいました。
なので蔵づくりの街並みはよく知っています。昔から考えたら今の観光地化現象は信じられません。

オトナになってからも何回か来た小川菊、しばらく来ない間に見た光景には唖然としました。

道をふさぐ何重にも重なる大行列を見たのはココ1〜2年前の間の休日
いつの間にこんな有名店になってしまったの? ウワサでは2時間以上待つ事もあるとか。
食べたいけど食べられない、非常にも月日が流れて、自然に足は遠のいていきました。

平成も30年 春が来たのかまだ疑問な肌寒いこの日
平日1日、予定していた仲間内のアウトドアが天候不良で中止に

休みを取っていた私は、ふと小川菊に行くチャンスはこの日しかなのではないかと。
私は十数年ぶり、それ以上ぶりの母に聞いたらぜひ行きたい! 言ってくれて。

平日でも油断はできません。
開店前に到着するよう乗り慣れた電車とバスで川越へと向かいます。

雨っていうのも良かったのでしょう。
店がある大正ロマン通りはまだ人通りがありません。店先には先客が見当たらず
それに変わり、名前と人数を書き込む机が設置されていました。

必要事項を記入して、番号札を預かります。
開店時間11時になると名前を呼ばれた人から順に店の中に消えていきます。

イスやテーブルも家庭的、昔は街にあるフツーのうなぎ屋だったのに
店内のリニューアル可は誠に浦島太郎状態に

しかもまさかの2階に案内されてしまいました!
昔は2階って客席に使われていなかったように思います。何もかも新しすぎて驚きの連続

今の建物は大正時代の建築

平成24年に耐震補強の大工事の折に大リニューアルしたとか。外観はほぼ変わらず
これだけの便利さ、綺麗さ おしゃれ度 それでいて風情を残している造りには圧巻でした。

以前は、お婆ちゃんたち数人が接客だったのに、
今では厨房に直で届くワイヤレスマイクみたいな最新装備を付けたお揃い制服のスタッフ女性が何人も対応

お品書きに関しては変わらないような気がします。
元々、お酒のアテの一品料理って少なかったような。柳川は以前から店の代表 ありました。

肝焼きありますか?」限定と聞いていたのでスタッフに尋ねます。
するとこの日は「12本限定でお出ししています」とのこと。間に合いました。

本数まで告げてくれてプレミアム度が増してます。
外側を焦げる寸前までカリカリに焼いていて香ばしい肝焼きでした。

肝吸いにも使うのでキモは貴重
どれだけ確保できているかは、うなぎ屋の力量と長年、業者との付き合いの信頼関係が見え隠れ

まずは一杯! 川越と言ったらCOEDO(小江戸ビール)小川菊はグラス注ぎの「生」あります。
以前はビンが主流でしたが、最近サーバー生を扱う店が多くなってきてます。

この後、街を散策した時にあったビアカフェにはのCOEDO全種類の生がありました。
ちなみに小川菊は「瑠璃」でしたが、私の好きなのは「伽羅」(キャラ)あの独特な香りがたまりません。

う巻以外の一品ものは大体いただきました。

私が好物の「かぶと焼き」串に刺さってないバージョン
蒸してから焼いてあるので、柔らかく食べやすいです。

うざくはダシ醤油がけっこう浸かったタイプ。でも酢がキツクないと母には評判でした。

日本酒に関しては地酒「鏡山」 それと埼玉の有名銘柄「神亀」2種を用意

お品書きの順番は地酒ではなくて、
神亀が最初に来ちゃっているからどうかな?って感じですけど(ー ー;)

でも選んだのはやっぱり神亀(しんかめ)

晩酌用の日本酒が、今の銘柄の前は神亀だったので、久しぶりの味わい
やっぱりとてもおいしいお酒です。神亀の純米はお燗がいちばん合いますね。

これですよ!これ! 白ムクの徳利にさかずき 店のセンスの良さが光っています。

うな重 並2850円 上3400円 特4500円 香のもの 肝吸い付き

蒸し焼きは満足いくものでした。蒲焼のタレは甘め。ご飯の量が選べます。
並〜特によって色違いのお重で区別されていました。

店を出る時には平日にも関わらず大勢のお客さんが押し寄せていました。
やっぱり外国人観光客の皆さんが多いですね。
なので開店前の早めの時間に来て良かったと思います。

後継ぎがいなくて潰れて消えていく店も多い川越
幼い時に親につれられていったお店数軒、すでに無いのが現状なのです。
華やかな観光地でも昔から知ってる地元の人の心は複雑。でもこの店は健在だから

川越でもこんな有名店になってしまった1、2を争う老舗店
でもウナギ好きなら一度は食べてみても後悔しない店なのではないでしょうか。

でもやはり店の人も余裕な対応ができていた平日がおススメですね。

  • まずは順番を確保

  • よんばんゲット!

  • 小江戸 瑠璃 生グラス

  • かぶと焼600円

  • きも焼700円

  • うな重(特)4500円

  • うざく800円

  • 骨せん400円

  • 神亀をお燗で

  • 急な階段はむかしのまま

  • かわごえでもこの通りが一番好き

2018/04/19 更新

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