メトメさんが投稿した味あら井(大分/中津)の口コミ詳細

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メトメ (福岡県)

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味あら井中津/日本料理

10

  • 夜の点数:5.0

      • 料理・味 -
      • |サービス -
      • |雰囲気 -
      • |CP -
      • |酒・ドリンク -
10回目

2024/04 訪問

  • 夜の点数:5.0

    • [ 料理・味-
    • | サービス-
    • | 雰囲気-
    • | CP-
    • | 酒・ドリンク-

2024/05/06 更新

9回目

2024/01 訪問

  • 夜の点数:5.0

    • [ 料理・味-
    • | サービス-
    • | 雰囲気-
    • | CP-
    • | 酒・ドリンク-

2024/01/20 更新

8回目

2023/09 訪問

  • 夜の点数:5.0

    • [ 料理・味-
    • | サービス-
    • | 雰囲気-
    • | CP-
    • | 酒・ドリンク-

2023/10/18 更新

7回目

2023/01 訪問

  • 夜の点数:5.0

    • [ 料理・味-
    • | サービス-
    • | 雰囲気-
    • | CP-
    • | 酒・ドリンク-

2023/01/31 更新

6回目

2023/01 訪問

  • 夜の点数:5.0

    • [ 料理・味-
    • | サービス-
    • | 雰囲気-
    • | CP-
    • | 酒・ドリンク-

2023/01/21 更新

5回目

2022/07 訪問

  • 夜の点数:5.0

    • [ 料理・味-
    • | サービス-
    • | 雰囲気-
    • | CP-
    • | 酒・ドリンク-

2022/07/15 更新

4回目

2022/04 訪問

  • 夜の点数:5.0

    • [ 料理・味-
    • | サービス-
    • | 雰囲気-
    • | CP-
    • | 酒・ドリンク-

2022/04/24 更新

3回目

2022/02 訪問

  • 夜の点数:5.0

    • [ 料理・味-
    • | サービス-
    • | 雰囲気-
    • | CP-
    • | 酒・ドリンク-

日本料理

中津にある日本料理店。

今回いただいたおまかせは、
・雲丹と海老の茶碗蒸し
・天然虎河豚の造り
・甘鯛とクエの造り
・トリ貝、サヨリ、赤貝の造り
・鰤の造り
・鮪のヅケ
・メバルと関サバの造り
・茹で蛸と真子
・槍烏賊と雲丹の巻物
・氷魚と菜の花
・海鼠の膾
・鰆の握り
・鮪の握り
・ノドグロの椀物
・鮑
・金目鯛の焼物、虎河豚白子と蕗
・鴨とシャトーブリアンのロースト
・鮑の天麩羅
・甘鯛の松笠揚げと蕪の餡掛け
・白ごはん
・香の物
・鴨の骨と鯨の畝の味噌汁
・バニラと抹茶のアイスクリーム、苺
・黒豆汁粉
・鮪と鰆のおにぎり(お土産)

書いていて疲れてくるほどですが、毎度圧巻のクオリティと品数。
すし匠など同じく品数の多いお店に伺ったことはあれど、あれは鮨がメインで握りが10貫以上あってのことで、日本料理でこれだけの品数が出てくるお店を他に知りません。
しかも品数を稼ぐために出てくるようなお料理は一切なく、すべてがフルスイング。
どのお料理も非常に高い水準で満足度が高かったことを前提としたうえで、その中でも印象に残ったのは、虎河豚、甘鯛、トリ貝、鰤、握り、ノドグロの椀物、虎河豚白子と蕗、鴨とシャトーブリアンのロースト、ご飯、味噌汁。

虎河豚の造り:「美味い河豚を食べる」を目標に諸々食べ歩いてきた今冬の中でも出色。じんわりと続く上品な旨さと、長い長い余韻の心地よさ。臼杵や下関にも行きましたが、容易にその記憶が後塵と化してしまいました。

甘鯛の造り:前日に上がったものとのことでしたが、柔らかで品のいい甘みが印象的。きっちり旨さもあり、口の中に吸い付くようなしっとり感。

トリ貝の造り:地物とのことでしたが、めっぽう甘い!初夏に舞鶴などから出てくる清涼感のあるものも好きですが、甘く、瑞々しく、靭やかで、ふわふわ。早々に今年ベスト級になりそうな代物でした。

鰤の造り:こちらは12日間熟成。旨味の厚みが尋常ではなく、ひたすら延々に旨い。なのに最後は、甘さが返して切れていきます。

鰆と鮪の握り:もののよさが違いすぎます。大分の鮨で、これよりいい魚を使っているところはないのではないでしょうか。そして素材自体のレベルはもちろん、仕事で旨さを伸ばした飴色の鰆はスペシャリテ。素材、仕事共に、鮨としても抜けています。

ノドグロの椀物:ふっくら厚みのある身と、皮目の食感のコントラスト。滴る美味い脂を出汁と椎茸が受け止めてくれます。ノドグロ、出汁、椎茸、みんなが主役。

虎河豚白子と蕗:白子だけでも勝ち確ですが、蕗とのマリアージュが新鮮。とろける白子に蕗のほろ苦さと香り。酒飲みには卒倒もの。

鴨とシャトーブリアンのロースト:鴨らしい野趣と香りに、骨太ながらも抜けのいい旨さ。鉄っぽさなど微塵もなく、無限に食べられそうなしっとりとし質感も官能的。そして定番のシャトーブリアンは、切り分ける前にブロックを見せていただけるのですが、宝石のような煌めきに毎度目が眩みます。握りと同じく、大分でこれ以上のものに出会ったことがありません。

ご飯:日本料理店の釜炊きご飯なんて絶対に美味しいと相場が決まっていますが、その中でも、粒感の大きさと甘さの強さが格別。炊きあがりの艶めかしい粒立ちを見ただけで、いつも涎が出てしまいます。食事も終盤ながら必ずおかわりしてしまいますし、「味変」の破壊力も強烈。せいぜい3杯くらいしか食べられない己の胃袋が憎くなるほど。

味噌汁:今回は鴨の骨の出汁と鯨のウネ。メイン同様に骨太な出汁に、畝のふるふるとした脂が加わり、こっくりとした味わい。ご飯が食べられる味噌汁でした。鯨の畝を刺身や塩漬け以外で食べたのも初体験。

と、こんな調子で、すべてのお料理に言及したくなるものばかり。
さすがにキリがないのでやめますが、槍烏賊と雲丹の巻物、鮑あたりも当然バチバチに美味しく、他のお店なら確実にメイン級です。
素材の使い方はダイナミックながら、それを活かす仕事は繊細。
素晴らしい食材たちに手をかけて、最高の状態まで高められたお料理をいただくことができます。

そして、そんなお料理に華を添える器も本当に素敵で。
とても華やかで贅沢ながら、過剰に装飾的ではないバランスがとても好みです。
大将が器好きなのも伝わってきますし、同じく蒐集家の身としては、いつも眼福。垂涎。
それから、何よりも、大将のホスピタリティにいつも圧倒されます。
料理の見(魅)せ方、出し方、スタッフも含めたサービスと、すべてがもてなしの意思に溢れていて、食べるという行為を通して、感覚器以外まで強烈に刺激されます。
有り体な言葉になってしまいますが、訪れる度に心の底から感動してしまいます。
九州屈指の日本料理店。

2022/02/13 更新

2回目

2021/11 訪問

  • 夜の点数:5.0

    • [ 料理・味-
    • | サービス-
    • | 雰囲気-
    • | CP-
    • | 酒・ドリンク-

2021/11/14 更新

1回目

2021/04 訪問

  • 夜の点数:4.9

    • [ 料理・味-
    • | サービス-
    • | 雰囲気-
    • | CP-
    • | 酒・ドリンク-

2021/04/23 更新

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