口福ヤマトモさんが投稿したレフェルヴェソンス(東京/表参道)の口コミ詳細

福岡口福倶楽部のレストランガイド

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レフェルヴェソンス表参道、乃木坂、広尾/フレンチ

1

  • 夜の点数:5.0

    • ¥20,000~¥29,999 / 1人
      • 料理・味 5.0
      • |サービス 5.0
      • |雰囲気 4.6
      • |CP 5.0
      • |酒・ドリンク 5.0
1回目

2015/10 訪問

  • 夜の点数:5.0

    • [ 料理・味5.0
    • | サービス5.0
    • | 雰囲気4.6
    • | CP5.0
    • | 酒・ドリンク5.0
    ¥20,000~¥29,999
    / 1人

新旧のフランス料理の技法を武器に日本のテロワールを表現した極上のフレンチ

●訪問回数2回
改装後初訪問です。雰囲気はかなり良くなっていて、大人のデートに使えそうな感じです。

蒸し鮑と黒大根のムース仕立て シェリービネガーのジュレが間に挟んでいて素材をつなぐ効果を果たしていました。横にあるのはスダチとお酒のグラニテです。

セップ茸、オニオンコンフィ、手長海老入りアップルパイ 熱々の具 パイの香りも素晴らしかった。

戻り鰹と舞茸のソテー、和芥子とウニのエミュルション(ソース)鰹とソースの相性が抜群でした。穂紫蘇などもつなぎ役として素晴らしい。

蕪とパセリ キントアハムとブリオッシュ 定番の一品 蕪が昆布出汁で炊いたかのような旨み。蕪自身の旨みだそう。

鱧の出汁 鱧のグリエ 鱧の濃縮した出汁が凄かった。その旨みを口の中に残した状態で鱧のグリエを食べさせる。計算された一品。

フォアグラのナチュレとマスカット コンブチャ漬けセロリ フォアグラの臭みがなく、マスカットやセロリと相性が抜群だった。

小さな茶碗蒸しとシジミのジュ 茶碗蒸しは雉のコンソメで仕立てられたもの。フランにせずに茶碗蒸しにしたのは、その儚げな軟らかさをお出ししたかったのだとか。絶品でした。

ヴァンデ産鳩の炙り焼きと内臓のソース ネギのコンソメかけ 白トリュフの香り これも陶然となる一品。鳩は胸と腿で火入れを変えていて二度楽しめる。ソースも素晴らしかった。

野菜サラダ 46種もの野菜を使ったもの。一つ一つ味わいが違い、しかも三噛み目で甘みが出たり香りが変わったりと万華鏡のようなサラダだ。

イチジクと白味噌とホワイトチョコレートのムース 柚子 ココナッツミルク

ほおずき、南高梅のコーディアル、山羊のブランマンジェと発酵山羊乳のソルベ

ミニャルディーズ お薄

デザートはどれも独創的 特に イチジクの上に粉雪のようにちりばめられたムースに感銘をうけた。
ワインは泡・白(コントラフォン)、赤(コサール)に加え イタリアのオレンジワイン などが料理に合わせて供されて素晴らしかった。

生江シェフの料理は、縦軸に分子料理法などフレンチの技法、横軸にテロワールを用い、自分を表現するだけでなく、特に「極東としての日本」「日本のテロワールとは?」を考えて表現している料理人だと思いました。

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1回目
修業先はミシェルブラスとファットダックというコンセプトが正反対のようなところで修行されています。
結論から申し上げますと個人的には近年来訪したフレンチでは屈指の1軒でした。

15000円のディナー(税サ別)を注文
特に印象に残った皿

青森大間から来たアンコウをノワゼットで焼いて、黒大根のピュレとクリュ、黒キャベツと黒オリーブ、ヴィネーグルレデュイ
アンコウは絶妙な火入れで素朴な味わいで、黒大根、黒キャベツとの相性がいいね!っていう在り来たりな表現の皿ではありません。
言葉で表現するのは難しいのですが、深海でアンコウがまったり泳いでいる情景が頭の中でわき上がるようなインプレッションを受けます。

☆丸ごと火入れした蕪とイタリアンパセリのエミュルソン、ハモンイベリコとブリオッシュ
4時間かけて低温でゆっくり火入れした有名なスペシャリテみたいです
塩のみしか味つけはしていないそうですが、今まで食べてきた蕪からは想像できない素材本来?の甘味が果汁のように口の中に広がりました。また歯ごたえも柔らかいのに繊維質感が残っていました。全く別のものを食べている感覚でした。 

温度差のあるお茶
まるでマジック!何の仕切りもないのに、カップの真ん中から左右半分、烏龍茶の温度が違います。右側半分は温かく、左側半分は冷たい!おいしさとは違った衝撃です!

すべての皿がすばらしかったのです


エントランスからテーブルまで、泡(L'Effervescence)をコンセプトにした様々なインテリアはやや業界人が好きそうな感はありますが、高級感に溢れ非日常的な空間はサービスを含めて居心地よかったです。。
各皿にストーリーを持たせる進行などミシェルブラスを踏襲している点も散見されますが、コンセプトは自然への敬意をもちつつも科学(サイエンス)と融合させ、芸術(アート)へと昇華させています。ただし、最近流行の科学に傾倒した料理ではなく、いい意味で自然と科学のハイブリッドを表現していると感じましたし、何より味の着地点もしっかり決まっています。

またワインの根付けもかなり安いですが、できればコースにあわせたグラスワインを頼んでみてください。料理に合わせたマニアックなマリアージュにも久々に感動させていただきました。必ずや今回の感動をもとめて再訪したいと思いました。

  • 小菓子

  • お薄

  • デザート2

  • イチジク

  • 46種類のサラダ

  • 茶碗蒸し

  • フォアグラ

  • 鱧出汁

  • 豆腐とフロマージュブランとオイルで作ったバター!!

  • パン

  • アップルパイ

  • 黒大根と鮑

2015/11/04 更新

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