ミシュランガイド東京2023で選ばれた新星付き店

ミシュランガイド東京2023で選ばれた新星付き店

2022年10月15日に発表された「ミシュランガイド東京 2023」で、新たに星付きに選ばれた東京のレストランなどをピックアップしてみました。

記事作成日:2022/11/15

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このまとめ記事は食べログレビュアーによる4399の口コミを参考にまとめました。

ミシュランガイド東京 2023で、新たに星付きに選ばれたレストランは18店舗でした。

新しい星付きレストラン

二つ星レストラン

明寂

明寂

「明寂」の料理は水のごとし。中村英利氏は日本の恵みである水を表現する。素材の形を残すかのように削ぎ落とされた盛り付けが独特。なぜそうするのかを考え、新たな発想で生み出す。和の美意識が宿る料理は器との調和も素晴らしい。

一つ星から二つ星に変わったお店

SEZANNE

SEZANNE

欧州、北米、アジア、世界を旅するように経験を重ねるダニエル・カルバート氏。軌跡を辿り、過去と現在を繋いだレシピに個性を書き記す。食材の組み合わせに国境はない。日々アップデートする料理に未来を描く。

一つ星レストラン

アマラントス

アマラントス

宮﨑慎太郎シェフの新たなるステージ。コロナ禍に店を構えたのは、自らに試練を与えるかのようだ。カウンターを設え、ゲストとの距離を縮めた。料理は軽さを身上としながらも、リドヴォーやオマール海老を使うなどフレンチらしさを忘れない。

一平飯店

一平飯店

洗練された香港仕込みの広東料理。安達一平シェフは、澄んだ上湯スープの旨みを食材に加えていく。名物は、鶏のクリスピー揚げ。様々なスパイスと香ばしい風味が広がり、素材の力強さを打ち出している。

宇田津 鮨

宇田津 鮨

すしの道を志したのは少年の頃。宇田津久氏は地元のすし屋の大将に可愛がられ、職人に憧れた。伝統を守り、新たな息吹を込める。魚に応じて使い分ける二種の酢飯、すし種に野菜を取り入れる。素材を生かしながらも、豊かな発想力で個性を示す。

江戸前鮨 英

江戸前鮨 英

主人は江戸時代に暖簾を掲げたすし屋で職人仕事を培った。主役は鮪と東京湾の魚介。おまかせは握りのみもよし、酒肴から始めてもよし。すし種を入念に仕込み、客の嗜好に応える江戸前の流儀を守っている。

élan

l'elan

季節の日本食材にインスピレーションを与えた信太竜馬氏のモダンフレンチ。現代の調理法とクラシックなレシピを掛け合わせ、素材の個性を器の上で表現する。料理のエピソードを聞きながら自然の恵みを味わえる。

鮨 奥

奥勝次氏が常に意識するのは、「師匠ならこの魚をどう生かすか」。受け継いだ仕事を重んじながらも、独自の味も追及する。つまみから締めの玉子焼きまで、丁寧な仕事に主人の人柄が表れている。

銀座志翠

銀座志翠

焼津市出身の前田公志氏が振舞う“静岡の心”。カウンターを地元の檜で設え、静岡の食材と酒でもてなす。駿河湾の魚介、有東木の山葵、足久保の茶といった郷土の味覚が満載。前田氏が集大成とする銀座の舞台から目が離せない。

愚直に

愚直に

神楽坂を中心に展開する「石かわ」グループの割烹店。料理長の大塚将人氏と若い料理人の躍動する姿をカウンター席で楽しめる。料理は食材の味を引きたてるため、調味を控えて淡い味付けに。板場の活気、気さくなもてなしで食の楽しさを伝える。

Gucci Osteria da Massimo Bottura Tokyo

Gucci Osteria da Massimo Bottura Tokyo

おとぎの国に迷い込んだかのようなGUCCIの世界観。モデナに本拠を置くマッシモ・ボットゥーラ氏がイタリアと日本の食文化を対話させ、モダンな感性で料理を創り出す。パスタとラーメンを融合させた「ラーメンになりたいパルミジャーナ」はその代表作。

茂幸

茂幸 - 香の物

献立で心掛けるのは、創意工夫。会席を基に精進料理、郷土料理、西洋食材といった様々な要素を織り交ぜる。屋号に込めた、食で人を幸せにしたいという願い。菅野茂男氏の温かいもてなしに、その想いが行き届く。

鮨 一條

鮨 一條 - イメージ写真

江戸時代から続くすしの伝統を重んじる一條聡氏。老舗で20年以上経験を積み、独立を果たした。大切にするのは煮る、締める、漬けるといった職人仕事。赤酢を利かせた酢飯を仕込み、正統派の握りを旨とする。

TOKi

TOKi

奈良「アコルドゥ」のシェフ、川島宙氏がプロデュース。新橋の「奈良まほろば館」にレストランを構える。奈良の食材や伝統工芸の器を使い、地元の魅力を紹介。詩的に表現したメニューと、クリエイティブな料理が心に残る。

帝国ホテル 寅黒

合言葉は“伝統と革新”。「神楽坂 石かわ」と「帝国ホテル」が共に道をつくる。石かわ流の心が弾む料理とホテルが築き上げてきた日本ならではのサービス。多様性の時代が生んだ巡り合わせは新たな歴史の幕開け。

NeMo

NeMo

自然と共存する生産者と調理場で食材に情熱を傾けるシェフ。料理人であり釣り人でもある根本憲一氏は、二つのフィールドを料理で繋ぐ。素材のみを記したメニューと楽しい食材のプレゼンテーションで五感に響かせる。

RESTAURANT PRUNIER

RESTAURANT PRUNIER

1934年、東京會舘に誕生した「プルニエ」。海をイメージした優美なダイニングに改装し、魚介料理で名を馳せたことへの思いを寄せている。古き良きフランス料理に四季の食材を掛け合わす松本浩之シェフ。モダンな料理が新たな伝統の一歩を踏み出す。

八雲うえず

料亭で培った丁寧な仕事が冴える上江洲直樹氏の料理。煮物椀には利尻昆布をたっぷり使った吸い地を張る。八寸をかかさないのは昔ながらの技を受け伝えたい気持ちから。さりげない創意も加えて客をもてなす。

二つ星から一つ星に変わったお店

寿修

寿修

店主の出身地の九州や長年修行した関西の食材をふんだんに取り入れた、心と技を真っ直ぐに届ける日本料理店。

懐石 辻留

懐石 辻留

初代・辻留次郎が裏千家の家元から手ほどきを受け、1902年に京都に創業した『懐石 辻留』。伝統的な作法に寄り添いながらも、時代と店主が変わるごとに新たな息吹を吸収し続けてきた『辻留』は、今なお“名門”と呼ぶに相応しい風格を備える。客人が心地よく過ごせるよう、器の色や形、料理の味付けや出す流れに至るまで"調和"に心を砕く懐石料理の真髄は、赤坂の板場を任される料理長、藤本竜美氏にも引き継がれている。

ラトリエ ドゥ ジョエル・ロブション

ジョエル・ロブション氏が創り出す料理の世界
従来のフランス料理はコース料理の注文がメインだったが、こちらのお店では、その日の気分で自由に料理を選ぶことができる。

メンターシェフアワード

神楽坂 石かわ

神楽坂 石かわ

後進の育成にも力を注ぎ、指導者として熱意をもって助言し、レストラン業界の発展に貢献する料理人として石川秀樹氏が選ばれた。

石川秀樹氏は若い料理人を育成し、指導者としての手腕が高く評価されています。「石かわ」グループの代表を務め、自らが立つ「神楽坂 石かわ」を始め「愚直に」「虎白」「波濤」「寅黒」「蓮 三四七」がミシュランガイドに掲載されている。

サービスアワード

傳

訪れる人を心地良くすることができる、おもてなしに優れたスタッフとして長谷川えみ氏が選ばれた。

長谷川えみ氏は、お客様の気持ちに寄り添ったおもてなしを心掛けていて、食べ手と作り手の橋渡し役となり、「傳」ならではの一体感のある接客で、世界中から訪れるゲストに特別な時間を提供している。

※本記事は、2022/11/15に作成されています。内容、金額、メニュー等が現在と異なる場合がありますので、訪問の際は必ず事前に電話等でご確認ください。

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