ラッコの食べ物やさん、マイベスト50 in 2020 part1 なのだ!

ラッコの食べ物やさん、マイベスト50 in 2020 part1 なのだ!

2020年に訪れた数多くのお店から50種類の御料理を選びました。別に序列はありません。総合点も低いお店もあるかと思いますが、私の記憶に刺さったヒトサラヒトサラになります。お時間のある時にでもちょっと寄り道していただければ幸いです。それでは今年も皆様に幸福と口腹が届きますようにヾ(≧▽≦)ノ

記事作成日:2021/01/03

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このまとめ記事は食べログレビュアーによる12256の口コミを参考にまとめました。

50軒の分類や、如何に?

登録数がMax30軒なので、part1/part2に分けてアップします。
内訳は、鮨屋さん13軒、居酒屋さん7軒、懐石料理屋さん7軒、焼肉屋さん4軒、中華屋さん4軒、天ぷら屋さん3軒、焼き鳥やさん3軒、フレンチ屋さん2軒、お好み焼き屋さん2軒、鰻屋さん2軒、洋食屋さん・蕎麦屋さん・フュージョン系各1軒、でした。
因みに都道府県別では、東京32軒、福岡5軒、神奈川4軒、島根3軒、広島2軒、静岡・埼玉・京都・兵庫各1軒、です。
年に数回お伺いしているお店も多々ありますが、重複エントリーせず、その中から、これは!という一皿に絞り込みました。

立ち食い焼きそばから懐石まで、アハッヾ(≧▽≦)ノ

道人

道人 - 佐賀産の天然鰻。じっくりと炭で炙って皮目がパリッパリ

佐賀産天然鰻の地焼きです。今年の7/31にお伺いしました。天然は個体差が激しいのですが、まったく嫌な臭みが無く、地焼き独特の齧る魅力に溢れておりました。
忘れられないヒトサラです。

鮨 さかい

鮨 さかい - 煮鮑です。これから斬りつけます

唐津産の鮑です。今年の2/8にお伺いしました。これから周囲の紐を切り取り、ひと口大にして提供されました。
忘れられないヒトサラです。

長谷川 稔

長谷川 稔 - ⑨神戸牛のシャトーブリアン。右手がトロ茄子のグラタン仕立て。ソースはマルサラ酒ベースです

10/31にお伺いしました。
神戸牛(川岸牧場)のシャトーブリアンです。オーブンで三時間ほど、スイッチバック(出し入れ)しながら、じっくりと熱を加えます。
ソースはポルチーニ入りのマルサラ酒ベース。
忘れられないヒトサラです。

鮨 あらい

鮨 あらい - おはぎ。大トロ、中トロ、中落など、いろんな部位が含まれています

11/28にお伺いしました。
匠系ならではの本マグロのオハギ仕立てです。大トロや中トロ、赤身など、すべての部位の端切れと沢庵、白ネギをたたいて供されます。
頬っぺたが落ちるとはまさにこのこと。
忘れられないヒトサラです。

かぶと

かぶと - 蒲焼き。奥の二本が養殖。手前が天然

12/12にお伺いしました。
左側が天然、右側が養殖です。初めての場合は養殖しか注文できません。再訪以降は懐具合で天然を注文できます。
私はお初でしたので養殖ですが、ご相伴した方が天然を注文でき、お裾分けしていただきました。食べ比べて初めて分かる天然の力強さを堪能しました。
忘れられないヒトサラです。

赤坂 らいもん

赤坂 らいもん - サーロイン一枚で鉄板を占拠します

かの白金高輪の金竜山の娘さん夫婦が営む赤坂のお店です。6/7にお伺いしました。
あっという間に超予約困難店となりましたが、それもその筈、産地やランクにこだわらず、金竜山の親方のお眼鏡にかかったウンマイ肉が並びます。
これはサーロイン。鉄板一杯に広がる一枚で一人前。
忘れられないヒトサラです。

御料理 まつ山

御料理 まつ山 - 鹿児島牛のシャトーブリアン

2/6にお伺いしました。
締めを飾る鹿児島牛のシャトーブリアンです。下手な焼肉屋さんを凌駕する炭焼き。歯が無くても噛み切れるほど柔らかい。
忘れられないヒトサラです。

味享

味享 - 同じく久慈市産の松茸フライ。天ぷらより絶対フライ。パン粉の焦げた香りが土臭さにジャストミート

10/7にお伺いしました。
岩手の久慈産の松茸です。傘も閉じており、ぶっとい一本でした。
酢橘を絞りかけ、イカリのウースターでいただきます。こんな贅沢、二度とありません。
忘れられないヒトサラです。

温石

温石 - 白甘鯛のカマ部位。素揚げした鱗をトッピング。この大きさですと、松笠仕立てより素揚げの方が適しています

10/10にお伺いしました。
白甘鯛のカマの部位の炭焼きです。
鱗には熱したコメ油を回しかけ、松笠風に仕立てました。
赤甘鯛とはまったく異なる野性的で筋肉質の身肉を堪能しました。
忘れられないヒトサラです。

鮨 しゅん輔 阿佐ヶ谷

鮨 しゅん輔 阿佐ヶ谷 - イカのゴロから滲み出た脂です。なんだろう、小さなイワシでも食べてるのかな?

11/14にお伺いしました。
イカのゴロ(内臓)で塩辛に。お皿の底の液体はゴロから滲み出た内臓の油です。
超上質な油。健康に良いはず。
このヒトサラでお酒を一合嗜みました。
忘れられないヒトサラです。

鳥さわ22

鳥さわ22 - レバ刺し。赤ワインにも合う

10/16にお伺いしました。
大山地鶏の生レバーです。鮮度が良いのかまったく嫌な臭みが有りません。
トスカーナのカベルネとサンジョベの混醸赤ワインと合わせました。
忘れられないヒトサラです。

紀尾井町 三谷

紀尾井町 三谷 - 太刀魚と唐墨の米油揚げ

2/22にお伺いしました。
太刀魚と唐墨の米油揚げです。あっさりとした軽快な油なので、太刀魚の脂や唐墨の油分の邪魔をしませんでした。
忘れられないヒトサラです。

銀座 大石

銀座 大石 - 岩中豚のローストポーク

2/1にお伺いしました。
岩中豚のローストポークです。骨と脂を炒めてニンニクで香りづけしたソースの旨味に悶絶。
岩中豚の塩加減も抜群でした。
忘れられないヒトサラです。

鮨 すが弥

すが弥 - 鮟肝。薄味仕立てのお店が多い中、たまり醤油で濃い味に仕立てる此方の味わいが好き

12/30にお伺いしました。
鮟肝です。多くのお店が薄めの仕上げで奈良漬の塩味や山葵の香味で食べさせますが、こちらはたまり醤油でジックリ煮付けた濃い味。
ラッコには殊の外口に合いました。
忘れられないヒトサラです。

久丹

日本料理 久丹 - 千葉産の花ズッキーニの天ぷら。中に潜むのは芝海老と空豆の真薯

5/30にお伺いしました。
芝海老と空豆の真薯を花ズッキーニに包み、薄衣で軽く天ぷら風に仕立てます。
食べる直前に包丁を入れた瞬間、空豆の青い香りと芝海老の潮の香りが鼻腔を占拠しました。
忘れられないヒトサラです。

江戸前晋作

江戸前晋作 - 鱚は末広がりで縁起が良い

10/3にお伺いしました。
富津産の江戸前の鱚です。三日寝かせて旨味を充満させ、高温で蒸すように仕上げます。
鱚の良い意味での泥臭い香りが、ことのほか口に合いました。
これまでいただいた鱚の中で、比類なき逸品。
忘れられないヒトサラです。

ジョンティ アッシュ

ジョンティ アッシュ - トッピングはイカ墨の型抜き

3/21にお伺いしました。
ちょっと見えにくいのですが、白アスパラガスのムースとイカ墨のコンフィです。蓋のように乗っかっているのはイカ墨の型押し。
美しかった。そして美味しかった。
忘れられないヒトサラです。

やげんぼり 赤坂店

やげんぼり 赤坂店 - 鰈の唐揚げはラッコの大好物

1/10にお伺いしました。
靴を脱いでお座敷のカウンターに座ります。
まだ正月気分の抜けない中、はんなりとした京都弁の会話に癒されつつ、気の利いたツマミを堪能します。
中でも底物の鰈の唐揚げはウンマかった。背骨も含め、すべてのボリボリと齧りました。
忘れられないヒトサラです。

渋谷 森本

渋谷 森本 - つくね。塩です

9/4にお伺いしました。
ツクネを注文した際、タレで、とお願いしますが、こちらのツクネは塩のみとのこと。
いただいてみると、黄柚子を混ぜ込んだツクネが美味いのなんのって。この香りは確かにタレとぶつかるような、と膝を叩いて納得。
忘れられないヒトサラとなりました。

小笹寿し

小笹寿し - 穴子の雉子焼き。付け醤油で炙り、粉山椒を振りかけます。穴子は三陸、江戸前、対馬から脂乗りの良いものを仲卸が厳選

12/4にお伺いしました。
穴子の地焼きと言えばこちらで留目を刺します。この夜は活をさばいていただき、串打ちして炙ります。熱の入った醤油の香ばしさと振り山椒の痺れ味に悶絶。
このツマミは外せません。
忘れられないヒトサラです。

神代そば

手打 神代そば - 紅葉おろしが無いので、七味を振りかけます

2/4にお伺いしました。
広島生まれの私にとって、子供の頃から食べ親しんだ出雲蕎麦。その濃いつけ汁と紅葉おろしがお蕎麦のデフォルトです。
亡き家内とも何度か訪れた思い出のお店。島根に寄ったら外せません。
この日も四枚ほどいただいた、忘れられないヒトサラです。

奈可久

奈可久 - 漬け。海の羊羹。芳ばしい香りに悶絶します

月一で通い詰めるお店です。この日は8/21。
質の良い赤身が入ったときにだけ仕込まれる、江戸前の湯霜。
このような仕事をされるお店も少なくなりました。
忘れられないヒトサラです。

清風楼

清風楼 - お米が硬めなので、ビールにも合う!

11/18にお伺いしました。
シウマイの名店として夙に有名ですが、実は昔ながらのこのヤキメシもウンマイ。
チャーハンではなく、”ヤキメシ”!
並みのお店の1.5人前はあるので、もうお腹一杯。でも病みつきになること請け合いです。
忘れられないヒトサラです。

すし岩瀬

すし岩瀬 - クエのカマのど真ん中です。最もうんまい部位

10/24にお伺いしました。
隔月ペースでお伺いする匠系のお店です。
新宿南口の旧店舗時代から親方に懇意にしていただき、六時入店の五時間コースがデフォルトとなってしまいました。
いつも後半で供される魚のカマの酒蒸し。この夜はクエでした。親方の優しさに触れる、忘れられないヒトサラです。

レストラン西櫻亭 新宿店

seiohtei 新宿店 - このドミグラが、超絶、ウンマイ!

11/9にお伺いしました。イ
伊勢丹の食堂街にあるお店です。あまり立ち寄らないエリアですが、この日はなぜかブラブラ。ランチメニューがお得そうなので初めて入店してみます。
さほど期待していなかったハンバーグですが、パテも美味けりゃ、デミグラが超絶、ウンマイ!
カットしたパテをご飯に乗っけて、ナイフの片刃からデミグラを垂らします。
荒ぶる鼻息。高鳴る鼓動。ハンバーグはお子ちゃまだけのものではありません。
忘れられないヒトサラです。

割烹 白鷹

割烹 白鷹 - 牛すじの煮込みのハーフサイズ。牛骨と昆布、鰹節と煮干しのお出汁。白醤油で仕立てます。もう悶絶

2/5にお伺いしました。
郷里の広島は流川の割烹です。東京などからの出張族や、センセイと呼ばれる方たちが、そっと傷んだ羽を休める場所。
私も帰省した際には必ず顔を出すことに決めております。
写真は牛スジの煮込み。鰹出汁に牛スジの旨味が溶け込み、これは間違いの無い逸品。
忘れられないヒトサラです。

食堂 多万里

食堂 多万里 - ワンタンメン。ナルトを見るとバカボンを思い出す。

12/7にお伺いしました。
テレビ東京のアド街で紹介されていたお店です。お店のお母様の雰囲気が普通に素敵過ぎて、お腹も心も満腹なお昼となりました。
忘れられないヒトサラです。

菊水 桜町本店

菊水 桜町本店 - 穴子一尾の丸付けです。タマンねぇ\(//∇//)\

8/1にお伺いしました。
穴子と言えば明石です...、が最近は数が揃わないそうで写真は対馬産。
でも、裂きと焼きの技が支配的なので、まったく問題なし。
こちらは港近くの専門の職人さんの仕事。硬すぎず柔らかすぎず、香り良く、筒物の泥臭さが高貴な香りに変化しておりました。
新婚一年目、広島に帰省する途中に立ち寄り、亡き家内を悶絶させてしまったことを思い出し、視界がぼやけてきました。
忘れられないヒトサラです。

TOKYO 焼肉 ごぉ

TOKYO焼肉ごぉ 本店 - ハラミをひっくり返したところ。まるで軍艦島のようなシェイプ。天面の柱状節理のような焦げた赤身肉繊維が好き(^◇^)

通称、レッドクリフという赤壁が御徒町にある、との情報を得、1/12にお伺いしました。イ
確かにこれはこの壁は凄い。赤曹操が大敗を喫したのも分かります。
部位はウチモモなので、赤身の旨さが充満しておりました。
忘れられないヒトサラです。

六本木 真おか

六本木 真おか - 鰻のお腹部位です。先程の写真と合わせて一尾分

2/5にお伺いしました。
写真は浜名湖産養殖ウナギの白焼きです。
こちらは龍土町の路地に面した和食屋さん。別にウナギがメインというわけではありませんが、静かな風情と控え目な亭主に好感を抱ける小体な名店かと思います。
本山葵でいただく白焼き。健全な脂に頬も緩みます。
忘れられないヒトサラです。

※本記事は、2021/01/03に作成されています。内容、金額、メニュー等が現在と異なる場合がありますので、訪問の際は必ず事前に電話等でご確認ください。

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