【あべの・天王寺】お箸でいただく折衷料理【和洋折衷・和魂洋才】
納豆、大根、水菜などの和の素材とともに、醤油や出汁で味付けするなど、日々新たな和洋折衷のお料理が生み出されています。あべの・天王寺周辺で、お箸でいただく折衷料理のお店を集めてみました。「和洋折衷」、「和魂洋才」を実感してみませんか?
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このまとめ記事は食べログレビュアーによる554件の口コミを参考にまとめました。
納豆、大根、水菜などの和の素材とともに、醤油や出汁で味付けするなど、日々新たな和洋折衷のお料理が生み出されています。
また、折衷料理を標榜したレストランも現れ、こういったお店ではインテリアも和風にし、ナイフ・フォークではなくお箸で料理をいただくようになっています。
あべの・天王寺周辺で、お箸でいただく折衷料理のお店を集めてみました。「和洋折衷」、「和魂洋才」を実感してみませんか?
出典: kurodaさん
あべのハルカスの「ハルカスダイニング」12階にある和風創作パスタのお店です。
店内はテーブル席ばかりの50席足らず、和風モダンなインテリアが洒落ています。
「丹波地鶏と九条ねぎの京風ジェノベーゼ」(1,100円税別)は、ジェノベーゼらしい緑色をまとったパスタの上に、九条葱や大葉の千切りがトッピングされています。
スパゲティーは細めでしこしこした風合いで、九条葱がいい感じに風味づけています。大葉の風味がアクセントになっていいですね。ただ、ジェノベーゼではあるがソースは乳化していません。
丹波地鶏もたっぷり入っていて、鶏肉のあっさりした旨みはあるが、地鶏というには主張が薄いような…それを補う粉チーズのコクによって全体のバランスが保たれてるのだと思います。
スープは鶏出汁の澄まし汁で葱とワカメで和風に仕上がっています。こういうところも京風にこだわっているようです。
69人
1085人
06-6625-2128
出典: kurodaさん
JR線・天王寺駅のターミナルビルとして、多くの利用客で賑わう「天王寺ミオ」。このプラザ館の中2階「ミオえきッチン」にあるワインバースタイルのフレンチのお店です。
店内はカウンター席が主体ながら、一部にテーブル席も用意されていてます。
フレンチおでんの「大根 ポルチーニ茸のクリームソース」(180円税別)はこちらのスペシャリテ。ブイヨンで柔らかく煮込まれた大根に、ポルチーニ茸の濃厚なソースがたっぷりかかっています。
ソースはポルチーニの風味が実に濃厚。これは大好きな味です。大根はブイヨンで煮込んでも大根の味がする…「フレンチおでん」とはよく言ったもんです。
「魚介のマリネ 辛子酢味噌ソース」(470円税別)は茹でたイカ、ホタテ、タコの冷製に辛子酢味噌が掛けられています。
この辛子酢味噌が独特で、和辛子とマスタードが合わさったような風味。ワイルドな風味のピンクペッパーが特徴的です。
「牛リブの3種のマスタードソース」(370円税別)は、大ぶりのお肉にマスタードソースがたっぷり掛かっています。お肉は柔らかく煮こまれていて、箸で簡単に解れます。
マスタードソースは爽やかな風味で、お肉との相性も抜群。
192人
8203人
06-6777-4613
出典: kurodaさん
あべのハルカス内の百貨店「あべのハルカス近鉄本店」のウイング館3.5階にある和風カフェです。
和モダンのインテリアに包まれた店内は、テーブル席、カウンター席合わせて70席あまり。和風の質感による落ち着いた雰囲気となっています。
パスタの「蒸し鶏のジャパニーズハーブ」(1,080円)は、これぞ和のハーブ、大葉と茗荷の風味が爽やかな仕上がりになっています。
鶏もたっぷり奢られていて、モチモチした生パスタは和の素材との相性もいいですね。
緑茶(518円)は三重県産のかぶせ茶だそうで、ポットのお湯を急須に注ぎ、砂時計が落ちきる2分間を待った後にいただきます。
温かいお茶ならポットを交換してもらえば何杯でも(お茶は薄くなるが…)いただけのがうれしいですね。
110人
2636人
06-6625-2082
出典: kurodaさん
JR大阪環状線・寺田町駅の北口から国道25号線を西に進み、次の角を北にしばらく進んだところにあるうどん店です。一見、カフェかと見紛うが、うどんの幟があるのでそれと判ります。
店内は厨房に面したカウンター席と、その奥のテーブル席合わせて18席。外観同様、カフェみたいな空間は饂飩屋らしからぬお洒落な雰囲気です。
「カルボナーラうどん」(サラダとのセットで900円)は、トレイの上に大きめの丸皿に盛られたカルボナーラうどんとサラダが並び、割りばし(通常はリターナブルの箸を使用)と木のスプーン、タバスコが添えられています。
饂飩は口に入れると、讃岐独特の強いコシと弾力の饂飩がクリーミーなソースに絡まり独特の味わいを見せます。
温玉をつぶしてみたらさらにまろやか。厚切りベーコンの塩気とカルボナーラたる所以のブラックペッパーがさわやかな刺激もいいですね。
饂飩は箸で持ち上げるのに苦労するほどの重量感。中ぐらいの太さで断面の四角い典型的な讃岐うどんです。讃岐に釜玉があるぐらいなんだから、この饂飩と玉子との相性は悪かろうはずがない。
本格イタリアンのお店に勝るとも劣らないカルボナーラの仕上がりには脱帽ものです。
102人
5024人
090-7753-7990
出典: kurodaさん
天王寺ミオの本館10階にある、全国各地に展開しているのパスタのお店です。
店内は大きなカウンター席とテーブル席が並ぶ100席ぐらいの大箱で、窓側の席なら通天閣が見通せる明るく開放感のがある造り。夜になると夜景もきれいでしょうね。
「腰塚コンビーフとほうれん草の醤油バター」(1,050円税別)は、和風出汁をベースにしてコンビーフ、ソーセージ、シメジ、ほうれん草、ミニトマト、パンチェッタ等が折り重なり、海苔が振り掛けられています。
ほんのり醤油の香ばしさと、バターのコクが活かした仕上がりです。
腰塚コンビーフは、牛の肩バラ肉を蒸し、手でほぐし、黒毛和牛の乳脂と和えたもので、手で粗ほぐしにしていることで、肉の旨味がしっかり残る高級素材です。これに2種のソーセージやパンチェッタが加わって、肉の旨みに溢れています。
パスタの茹で具合も上々のアルデンテに仕上がっています。日本の風味と艶々したスパゲッティーとの相性は良好です。
65人
635人
06-6770-1133
出典: kurodaさん
地下鉄谷町線・阿倍野駅の5号出入口から路面電車が行き交う阿倍野筋を南に少し下がり、中華料理店の手前の路地を少し入ったところにあるフレンチのお店です。
開き戸から中に入ると三和土があり、ここで靴を脱ぐスタイル。フロアーは掘りごたつ式になったカウンター席とその背後の座卓が並ぶ全20席程度。さらに2階にも個室があるようです。
ランチメニューの「サンチコース」(3,500円)は、先ずはガラスの平皿に盛りつけられた前菜です。寒平目のカルパッチョが華やかな野菜とともに盛り付けられています。平目の身は肉厚で旨味ばかりが凝縮されています。
ソースは酒粕をベースに醤油や山葵などで仕上げていて、芳醇な味わいが楽しめます。
この日の魚料理は姫鯛のポワレです。魚の下には白菜が敷かれ、シェリービネガーで酸味を付けたバターソースが流されています。皮目がパリッとしていて身がしっとり。
魚の上に乗っているのはキャベツの葉をフリットにしたもの。赤みを帯びているのはパプリカによるものだそうです。お皿にもパプリカの粉が撒かれていて甘い香りを放っています。
肉料理は放射状の平皿に豚肉グリエが焼き野菜とともに盛られています。豚肉は弾力があり食べ応えがあります。ソースはこれも酒粕をベースにしているようで、味わい深い仕上りです。
さすがにこれにはナイフとフォークが用意されます。
16人
834人
06-6624-7887
※本記事は、2022/11/04に更新されています。内容、金額、メニュー等が現在と異なる場合がありますので、訪問の際は必ず事前に電話等でご確認ください。