【あべの・天王寺】コラーゲンたっぷりの「こってり」ラーメン
淡白な薄味を好むとされる大阪人にも、意外に受け入れられている「こってり」ラーメン。あべの・天王寺周辺で、存分にコラーゲンを感じることのできるお店をピックアップ、ここにご紹介します。
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このまとめ記事は食べログレビュアーによる2190件の口コミを参考にまとめました。
大阪は昔からの出汁文化であり、一般的に昆布出汁の薄味が好まれます。そんな大阪の土地柄の中で、鬼っ子のように現れてきた「こってり」ラーメン。こってりの元になるのは、豚骨や鶏ガラの骨髄から取り出されるコラーゲンです。
コラーゲンによる美肌効果を期待してか、「あっさり」が好きな大阪人にも意外に受け入れられているようで、それとともに「こってり」を謳った新しいお店も増えています。
あべの・天王寺周辺で、存分にコラーゲンを感じることのできるお店をピックアップ、ここにご紹介します。
出典: kurodaさん
地下鉄御堂筋線・昭和町駅の2号出入口を出て、あびこ筋から西に少し入ったところにある、関西ラーメン界における超人気店です。
店内はカウンター席が9席のほか、4人掛けのテーブル席が1卓設けられ、針中野にあった旧店より少しキャパが増えるとともに券売機方式に変わりました。
味噌ラーメン(850円)は、白湯スープに黒大豆の味噌を合わせた濃厚なスープとなっています。僅かに味噌の酸味が加わり絶妙なバランスを保ちながらも、圧倒的な存在感を示すスープの中に、ミンチ肉の旨みとコラーゲン的とろみがあって、これは表現できない旨み。
そのスープの中に自家製麺の太麺がずっしりとおさまっています。艶やかな太麺は歯応え、喉越しともに良好で、インパクトのあるスープに負けない存在感を示しています。
薄切りの叉焼は肩ロースで、噛めばじっくり味を醸します。トッピングの白ネギと煮玉子がひと時の安らぎを与えてくれる。衝撃なのは菊菜。味噌との相性が抜群です。
1086人
36346人
06-6628-5999
出典: kurodaさん
各線・天王寺駅に隣接する地下街「あべちか」にある、この辺りでは老舗に相当するラーメン店です。
店内は地下街のお店らしくすっきり綺麗にされていて、入口より左手にテーブル席、右手にカウンター席の全30席ほどの収容です。
ここのラーメンはコラーゲンを引き出していることが特徴で、一見サラサラしたスープなのに、口の周りがカピカピになる。タレは味噌と醤油の2種で、タレ自体にそれほど主張はなく、スープ主体のラーメンです。
麺は多加水の中太麺。トッピングもオーソドックスで、色合いに人参の千切りが載せられています。
オプションのトッピングに煮玉子やワンタンに加え、なんと餃子も乗せることができます。餃子は重たくなるかと思いきや、意外にあっさりしていて悪くない。
254人
2956人
06-6772-9528
出典: kurodaさん
あべのキューズモールの4階、東京の自由が丘にあるフレンチスタイルの創作中華「自由が丘蔭山樓」によるラーメン専門店です。
店内はやや広めで、テーブル席と、対面型のカウンター席合わせて30席程度。SC店なので女性客や家族連れを意識されているんでしょう。
「名物鶏白湯塩そば」(880円税別)のやさい大盛り(+108円)は、白くて丸い器に白濁した鶏白湯のスープと色鮮やかな生野菜と糸唐辛子、煮卵(半分)そして鶏肉の解し身が乗せられています。横にはプチご飯と、レモンの櫛切りが添えられています。
スープを啜ると濃厚な鶏白湯の旨みが広がってくる。そしてとろっとしたコラーゲン感も感じられます。これほど濃厚に抽出しているのに、鶏の臭みはコントロールされています。塩加減もちょうどいいですね。
麺はやや太めの縮れでスープがよく絡む。わしわしした食感が特徴的です。この麺、有名製麺店の「浅草開化楼」の特製麺だそうです。
レモンを搾り入れると、濃厚な白湯がすっきりした味わいに急変します。
146人
2693人
06-6567-8584
出典: kurodaさん
JR阪和線・美章園駅を出て左方向に3分ほど歩いたところにあるラーメン店です。
店内は厨房を囲むL型カウンター10席のみ。まだ若い店主が意欲的にさまざまなラーメンを開発されています。
「極こってりらーめん」(900円)は、豚骨・鶏ガラ・国産豚バラ・香味野菜を12時間以上じっくり煮込んだコラーゲンたっぷりの濃厚スープです。
ドロッとした口当たりで、食べてるうちに口の周りがカピカピになったように感じます。こってり度合いにおいては、これよりさらに上のレベルがあるというから驚きです。
麺はやや縮れた中細麺。多加水のモチっとした風合いで程よいコシが感じられます。縮れのおかげでドロッとしたスープをたっぷり持ち上げます。
トッピングの叉焼は、分厚いものが2切入っています。やや濃いめの味付けで、柔らかく煮上がっています。
59人
1396人
06-6714-1077
出典: kurodaさん
JR大阪環状線・寺田町駅の北改札口を出て、目の前の横断歩道を渡って右側の小道を入ったところにあるお店です。
特徴的な店名のこのお店は、八尾市高美町に本店があり、ここが2号店。店内はL字型のカウンター席が10席ほどです。
「特製鶏白湯らーめん(塩)」(1,100円)は、白褐色のスープに麺が沈み、上面には三元豚レアチャーシューが4枚、カイワレ、小口切りの白ネギ、拍子木切りのシナチク、柚子のピールが乗せられ、パプリカが散らされています。
国産鶏と煮干しによるいわゆるWスープは、ポタージュ以上の粘度の高い仕上りで、強力な鶏の旨みとコクとともに、柚子の風味が爽やかさを与えています。
麺は中太のストレート麺で、濃厚なスープを大量に引き上げることにより、重量感のある口当たりとなります。ただし、口の周りがカピカピになるのでティッシュが必須です。
煮卵は黄身がトロトロで良好な火入れ具合。三元豚レアチャーシューは極薄にスライスされていて、肉の旨味を存分に感じさせるとともに、口の中で溶けるような柔らかさです。
88人
1744人
06-6777-2984
出典: kurodaさん
近鉄南大阪線・大阪あべの橋駅のの直近、各線天王寺駅からすぐ近く。近鉄系列の商業ビル「あべのHOOP」のフードコートにある奈良・富雄のお店の支店です。
このフードコートに2019年9月にオープンして以来、常に行列のできる人気店です。
「しょうゆラーメン」(900円)は、オフホワイトの器にベージュを帯びたエスプーマ状のスープに叉焼、シナチク、煮玉子が浮かんでいます。
エスプーマにれんげを入れると淡褐色のスープが流れ込んできます。クリーミーなのは上面だけのようで、ベースのスープは豚骨&鶏の醤油仕立て。濃厚なコクの深い仕上がりです。
食べてるうちに口の周りがカピカピになってきました。鶏と豚による骨髄のコラーゲンが引き出されているのですね。
麺は中太の弱縮れでモチッとしながらもコシがあり、小麦を感じさせる風味と風合いがある。スープとの相性も良好です。
具のメインはレア叉焼で肉の旨みが味わえます。さらにシナチク、小口ネギ、煮玉子の半分が乗せられています。穂先から根本までを割いたシナチクは独特の食感が楽しめます。
492人
11171人
06-6626-2754
出典: kurodaさん
大阪環状線、大和路線、阪和線が交錯するJRの天王寺駅の北口を出て、今里筋を横断歩道で渡った先にある「天下一品」です。
店内はカウンター席とテーブル席からなる30席程度。さらに2階にも席があるようで全部で50席以上はありそうです。
「こってりMAX」(並盛1,190円)は、白濁したスープは箸を指せば立つんではないかと思うえげつない粘度。鶏と11種類の野菜からつくられたという「ドロドロ」なテクスチャーです。
素材を徹底的に煮込んで乳化させた、鶏と野菜などのエキスが凝縮している状態で、けっして脂っぽいわけではありません。
麺は中細のストレート。やや柔めの口当たりで、麺との絡みもMAXで、スープがたっぷり絡んだ麺を食べすすめると、麺がなくなったときには、どんぶりにスープが残らないほど。
具材はシンプル。ネギとシナチク、そして赤身の叉焼です。お肉は薄く、脂分も軽め。薄切りハムみたいな食感です。ラーメンを食べ進めていくと、この専用の器でも中段辺りに「明日もお待ちしてます。」の文字が現れます。
65人
290人
06-6776-8337
※本記事は、2024/04/07に更新されています。内容、金額、メニュー等が現在と異なる場合がありますので、訪問の際は必ず事前に電話等でご確認ください。