無料会員登録/ログイン
閉じる
公式
お店の営業情報は店舗関係者によって公開されています。
The Tabelog Award 2024 Bronze 受賞店
食べログ フレンチ EAST 百名店 2023 選出店
気になるお店はこちらで保存ができます
ネット予約
閉じる
空席確認・ネット予約
閉じる
リクエスト予約希望条件をお店に申し込み、お店からの確定の連絡をもって、予約が成立します。
1 予約の申し込み
ご希望の条件を当サイトよりご入力ください。
2 お店からのメール
ご予約が承れるか、お店からの返信メールが届きます。
3 お店へ来店
予約が確定した場合、そのままお店へお越しください。
電話なら予約できることがあります
閉じる
050-5597-7570
最新の情報は直接店舗へお問い合わせください。
Avignon_mats1984さんの他のお店の口コミ
小さな街の食堂 cafe MISTY(あおば通、広瀬通、仙台 / カフェ、食堂、洋食)
炭焼牛たん東山(あおば通、広瀬通、仙台 / 牛タン、居酒屋、ステーキ)
そばDining 結月庵(仙台、あおば通、宮城野通 / そば、居酒屋)
仙臺 くろく 定禅寺(勾当台公園、北四番丁、広瀬通 / ラーメン)
牛たん炭焼き 利久(仙台、あおば通、宮城野通 / 牛タン、食堂、弁当)
自由が丘 蔭山樓(銀座、東銀座、銀座一丁目 / 中華料理)
店名 |
AKI NAGAO(アキ ナガオ)
|
---|---|
受賞・選出歴 |
2024年Bronze受賞店
The Tabelog Award 2024 Bronze 受賞店
2023年Bronze受賞店
The Tabelog Award 2023 Bronze 受賞店
2022年Bronze受賞店
The Tabelog Award 2022 Bronze 受賞店
2021年Bronze受賞店
The Tabelog Award 2021 Bronze 受賞店
2020年Bronze受賞店
The Tabelog Award 2020 Bronze 受賞店
フレンチ 百名店 2023 選出店
食べログ フレンチ EAST 百名店 2023 選出店
フレンチ 百名店 2021 選出店
食べログ フレンチ EAST 百名店 2021 選出店 |
ジャンル | フレンチ、イノベーティブ |
予約・ お問い合わせ |
050-5597-7570 |
予約可否 |
完全予約制 前日より食材の準備を進めておりますので、ご予約の変更・キャンセル・人数減は2日前までにご連絡をお願い致します。いかなる理由においても前日よりコース代金の50%、当日は100%のキャンセルチャージ頂戴しております。何卒ご了承くださいませ。 |
住所 | |
交通手段 |
地下鉄南北線 すすきの駅1番出口より徒歩3分 すすきの駅(市営)から131m |
営業時間 |
|
予算 |
¥40,000~¥49,999 ¥40,000~¥49,999 |
予算(口コミ集計) |
¥30,000~¥39,999
¥20,000~¥29,999
|
支払い方法 |
カード可 (VISA、Master、JCB、Diners、AMEX) 電子マネー不可 QRコード決済不可 |
領収書(適格簡易請求書) |
適格請求書(インボイス)対応の領収書発行が可能 登録番号:T7430001072014 ※最新の登録状況は国税庁インボイス制度適格請求書発行事業者公表サイトをご確認いただくか、店舗にお問い合わせください。 |
サービス料・ チャージ |
サービス料10%、チャージ料なし(2024年2月1日よりサービス料を13%へ改定いたします) |
席数 |
14席 (すべてテーブル席となります。) |
---|---|
個室 |
有 (2人可、4人可、6人可、8人可) 2名様用個室は半個室となります。 個室は小さなお子様や車いすの方も御入店可能ですが、 食べログからのご予約は受け付けておりません。 お子様のお食事等につきましても、お電話にて事前にご相談下さいませ。 2室を繋げて最大8名様まで御利用いただけますので、 ご会食やご接待にもおすすめです。 |
貸切 |
可 (20人以下可) |
禁煙・喫煙 |
全席禁煙 |
駐車場 |
無 |
空間・設備 | オシャレな空間、落ち着いた空間、席が広い、無料Wi-Fiあり、車椅子で入店可 |
ドリンク | 日本酒あり、ワインあり、日本酒にこだわる、ワインにこだわる |
---|---|
料理 | 野菜料理にこだわる、魚料理にこだわる、英語メニューあり |
利用シーン |
こんな時によく使われます。 |
---|---|
サービス | お祝い・サプライズ可、ソムリエがいる |
お子様連れ |
子供可、お子様メニューあり、ベビーカー入店可 食べログからお子様連れの方のご予約はご遠慮いただいております。 |
ドレスコード | 特に設けておりませんが、短パンやタンクトップ、ビーチサンダルなど極端にカジュアルな服装はご遠慮いただいております。 |
ホームページ | |
公式アカウント | |
オープン日 |
2010年5月21日 |
電話番号 |
011-206-1789 |
備考 |
ランチ営業は、 |
初投稿者 |
このレストランは食べログ店舗会員等に登録しているため、ユーザーの皆様は編集することができません。
店舗情報に誤りを発見された場合には、ご連絡をお願いいたします。お問い合わせフォーム
閉じる
北海道旅行の行程は蕎麦屋を軸に立てたので、夜が一食どう考えても空くし、どうせなら北海道を味覚で体験できる店を探そうと思って探した結果、辿り着いたのがこちらの〈AKI NAGAO〉。
鮨も考えたのだけど、北海道の恵みは海産物だけにあらず、山の物も、と考えたら、フレンチに辿り着き、こちらの店は海の物だけでなく山の物(ジビエ)もちゃんと味わえそうだったから。
ただ、値段がとにかくゴツく、スタンダードペアリングを付けて5万円弱という仕上がりにはビビりもする。
お手並み拝見もありつつ訪れてみたが、アミューズからして爽快にホームラン。本来ペアリングには含まれていないとのことだが、北海道のスパークリングワインをサービスでいただき、そのマリアージュのレベルの高さに呆然。
2種の前菜、スープ、魚料理、肉料理の総てにおいて、料理単体で完璧、ワインを合わせることで生まれる味覚のドラマに打ちのめされる。雲丹あり、帆立あり、きんきあり、蝦夷鹿あり、の、北海道の名産をこれでもかと詰め込みつつ、皿のそれぞれに一定のポーションとはっきりとした主張を備える。料理はイノベーティブなアレンジが施されているように見えて、ワインと合わせるための調整、必然性があるから、上滑りしない。シェフとソムリエの妥協なき応酬が作り上げたかのような料理とワインのドラマに震えるほど感動させてもらった。ここに来るために札幌を訪れようと思えるほど。
それだけソムリエの側も思い入れを持って取り組んでいるせいか、ワイン、料理の説明にも熱が入っていて、(私は面白く聞いていたけど)人によってはもう少しつまんでくれと思うかもしれないが。
そして、お値段は中々だったが、「こいつは飲めるやつだ」と思われたのか、やたらワインを注いでくれようとする辺りもワインに溺れる人間としては大変嬉しいところ。
ここに到れたことがこの3年間の成果の一つだなと思いながら食べていた。色々な店に出逢ったが、それなくしてこの店の提供してくれるマリアージュに心の底から感動できたかどうか。
この店を食の探求の旅におけるマイルストーンの一つにして、またこれからも旅を続けよう、そして、また帰って来ようと思った。
◆アミューズ:雲丹、毛蟹、オマール海老のコンソメ、カリフラワーのムース
ル・レーヴ・ワイナリー Musubi Sparkling ~結~ 2019
ワインはロゼスパークリング。少し日本ワインに独特のクセがあるが、それが海産物の饗宴と言うべきカクテルのアミューズにバッチリ。雲丹、毛蟹の旨みが引き立つ。この時点で私は「お手並み拝見モード」からスタンディングオベーション状態。
◆厚岸 かきえもん - 海洋深層水のミネラルと梅 ミントオイル
Axina e ixinan crarn(サルディーニャ)
圧巻のペアリング。梅やビーツ、ミントオイルなどを使ったソースが、生牡蠣とまずピッタリ。そこにこのワインを当てると、ソースがワインとほぼ同質のものとして構築されていることに気付く。ワインがソースを絡めとり、内側の牡蠣の旨みがくっきりと口の中で描き出される。
◆網走 帆立貝 - フォアグラと根セロリのソテー 甘口ワインのソース
XI PERPETUUM(シチリア・オレンジワイン的製法の白ワイン)
A.J. Adam 2015(ドイツ・リースリング)
ソースに対するアプローチ(シチリアワイン)と、素材に対するアプローチ(ドイツリースリング)で分けてみましたとか言って2種類持って来る。こういうことされるとワイン廃人の私は泣いてしまう。
フォアグラはシチリアワインと、根セロリと帆立はリースリングとの相性がよりよい印象。
◆季節のスープ - 上土幌 村上農場のピュアホワイトのポタージュ
Frontier 2022(北海道・スパークリング)
とうもろこし(ピュアホワイト)の冷製スープにベビィリーフ的ハーブ。そして「自社製」という北海道のスパークリングワイン。スープ単体でも十分美味しいのに、ここにワインを流し込むとシャリシャリした食感と全き旨み。すりおろしたパルミジャーノレッジャーノを嚙んでいるような心地になる。
◆羅臼 キンキ - パイマックルー香るリゾットとガルムソース
Suman(スロヴェニア)
またまた圧巻。紫キャベツのエキスで炊き、エキゾチックな香りを乗せたリゾットと、魚醬(ガルム)のソースに、脂がノリノリのキンキのポワレ。ワインにオリエンタルな香りが乗っているぶん、エキゾチックな香りがあるリゾット+クセの強い魚醬のソースを合わせたキンキと、この何とも珍しい白ワインを合わせた時にその真価がわかる。
◆白糠 蝦夷鹿 - ビーツとマッシュルーム 赤ワインのソース
Domaine de Chassarney, Sain-Roman, 2020
ここまでが凄すぎて、完璧なのに普通に感じられてしまうのが不憫なペアリング。最後にブルゴーニュ飲みたいっていうワイン好きの気持ちをよくわかっていらっしゃる。鹿も旨みが凝縮しているし、それを赤ワインソース、ビーツ、生マッシュルームで、ブルゴーニュの赤でまとめるアプローチそのものは完璧。
◆〆のデセール - 玄米チャイのムースとブラックカカオのソルベ
ここまでで打ちのめされて持って行かれたせいで、美味しく、心穏やかにランディングした心地。(いつものことだが)
(1000/1000)